不登校*1098 ページ50
お風呂から上がってリビングに行くと征くんが蒼太の相手をしていた。
流石征くん…
年下にも容赦ない……
なんて思いながら時々征くんに教えて二人のゲームを見ていた。
結果的には蒼太の惨敗。
クッションに当たる蒼太を見て征くんはクスクス笑っている。
蒼太もお兄ちゃんみたいな人が出来て嬉しいのかも知れない。
「これインターネットに繋がってるから赤司さんについて調べてやる」
と謎のやる気を出して操作すると『赤司征十郎』と打つ蒼太。
征くんは黙って見ている。
蒼太は一番上に出た検索ページを開くと音読した。
「『帝光中学校三年、背番号四番、ポジションPG。キセキの世代、赤司征十郎。成績優秀、容姿端麗、家柄はとても良く日本有数の名家の子息らしい。プライベートは然り気無くかわされる為、不明』結局何も出てこない!」
「当然だろう。プライベートまで答える訳がない。バスケについて取材を受けたんだ。バスケ以外に話す理由はない」
と征くんは私の頭を撫でながら言う。
蒼太はそれでも記事を読んでいく。
堂々としていられる征くんのメンタルの強さは本当に尊敬する。
「もういいや。姉ちゃん調べてやる」
「とばっちり……」
と征くんの腕に抱き付いて顔を埋めた。
征くんは頭を撫でてくれた。
「流石姉ちゃん。ネットじゃすぐ見付かる…え、なにこれ。『黒華、デレ期』って?『黒華、病み期』って?え?姉ちゃん何したの」
「知らない…皆が勝手に言ってるだけ。でも病み期は名前に“黒”ってつけたからだと思う」
と征くんの腕をギュッと抱き締める。
*****
遅くなりましたが移行します!
移行したらお知らせします!
P.S.
続編が完成致しました!
遅くなりすみません……
続編でもよろしくお願いします!!
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木戸藍楽(プロフ) - 及兎川鉄太郎さん» 私もビックリです(笑) 正直ネタは無いんですけど、それでも読者様が一人でも居る限り止めるわけにはいかないので!それとこの二人のイチャラブは書いていて楽しいので…(笑) ありがとうございます!!これからも頑張ります! (2016年4月26日 7時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
及兎川鉄太郎(プロフ) - ぞ、続編……凄い……もう22ですかぁ〜…早いですね…そして、ラブラブ…作ってる側だったら飽きちゃう………もう、ほんと凄い。これからも!頑張って下さい!!! (2016年4月24日 21時) (レス) id: 74da8747f3 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます!!夢主ちゃんは赤司様に愛されまくってますからね(笑)末長くらぶらぶさせましょう(笑)更新頑張ります!! (2016年4月7日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
扇(プロフ) - 続編おめでとう ございます!読むたびに可愛い夢主ちゃんに癒されてます(笑)赤司さん、末長くらぶらぶして下さい!(笑)更新頑張って下さい! (2016年4月7日 0時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 及兎川鉄太郎さん» 一日も大切なお時間を使わせてしまいすみません…… ありがとうございます!! そうですよね!赤司様デッレデレなんですよ(笑) 私もアニメで見たかったです(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2016年4月7日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年4月4日 0時