不登校＊1094 ページ46
‐父親side‐
目の前に居る赤司くんは俺に向ける目は怒りや恨みの感情の籠る、冷たい目をしているけれどAに向ける目は優しく熱の籠る目をしている。
現に赤司くんの目にはAしか映っておらず、ずっとAを見ている。
Aは話しながら料理を手伝っていた。
「料理上手くなったわね、A」
「うん！師匠に教えてもらってるの！師匠ね、スゴいんだよ！若いのに和食から洋食、全部作れるの！」
とAが話すのを聞く。
赤司くんの家で楽しそうに過ごしているんだな。
何だか気まずくて、Aにまだ怯えられているのにも気付いていて、話し掛けるにも話し掛けられなくて。
こんな俺にこんなことを言う資格は無いけれど、Aが幸せそうでよかった。
赤司くんにも大切にされて愛されて、Aも赤司くんを好きな気持ちが伝わってくる。
赤司くんにならAを安心して任せられる。
どこを探してもきっと、こんなにもAを理解して愛せる男は居ないと思う。
「……素敵な家族ですね」
突然赤司くんに話し掛けられて驚き赤司くんを見ると、Aから俺に視線を移した。
「所詮、僕は他人ですから。Aの寂しさを埋めてあげられるにも限界がある」
と言う赤司くん。
Aは聞こえていないのか普通に話していた。
嗚呼……
君は本当にAを心から愛してくれているんだね。
「他人だから救えること。友人だから救えること。恋人だから救えること。そして、家族だから救えることだってあるんですよ」
と赤司くんは言うとまたAを愛おしそう見つめた。
ちょっとだけ期待しているんだ。
このままAを愛し続けていてくれないかな、と。
Aが大人になり、婚約者として連れてくるのが赤司くんじゃないと俺は承諾出来ないと思う。
どれだけ優しくいい奴でも、赤司くん程にAを見てくれる男は居ないと思う。
Aを見付けてくれて、ありがとう。赤司くん。
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木戸藍楽(プロフ) - 及兎川鉄太郎さん» 私もビックリです(笑) 正直ネタは無いんですけど、それでも読者様が一人でも居る限り止めるわけにはいかないので！それとこの二人のイチャラブは書いていて楽しいので…(笑) ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2016年4月26日 7時) (
レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
及兎川鉄太郎(プロフ) - ぞ、続編……凄い……もう22ですかぁ〜…早いですね…そして、ラブラブ…作ってる側だったら飽きちゃう………もう、ほんと凄い。これからも！頑張って下さい！！！ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 74da8747f3 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！夢主ちゃんは赤司様に愛されまくってますからね(笑)末長くらぶらぶさせましょう(笑)更新頑張ります！！ (2016年4月7日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
扇(プロフ) - 続編おめでとう ございます！読むたびに可愛い夢主ちゃんに癒されてます(笑)赤司さん、末長くらぶらぶして下さい！(笑)更新頑張って下さい！ (2016年4月7日 0時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 及兎川鉄太郎さん» 一日も大切なお時間を使わせてしまいすみません…… ありがとうございます！！ そうですよね！赤司様デッレデレなんですよ(笑) 私もアニメで見たかったです(笑) ありがとうございます！頑張ります！！ (2016年4月7日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2016年4月4日 0時
