【黒子のバスケ】関わらないでください21【赤司征十郎】

不登校＊1049 ページ1

‐桃井side‐


食堂に来るとAちゃんとどこか楽しそうに笑いながら話す赤司くんがいた。

Aちゃんも楽しそうに笑っていて、そんな二人は見ているだけで幸せをお裾分けしてもらっている様だった。


「赤司くん幸せそうだね」

と隣にいるテツくんに言うとテツくんは優しく微笑む。

「そうですね」

いつかテツくんとAちゃん達みたいな恋人になれたらな……

なんて思ってテツくんの横顔をチラッと見る。
テツくんは優しく微笑みながら赤司くん達を見ていた。


Aちゃんがテーブルを拭いていると赤司くんはAちゃんを優しい顔で愛しそうに見る。


「コクがいないと寝る時、邪魔されずにすんで僕は嬉しいけどね」
「コクは征くんが大好きなんだよ。分かってあげてください」
「Aが好きなんだと思うよ？」

とAちゃん達は話ながらも手を動かす。

そこら辺は二人ともしっかりしてる。
二人とも根は真面目だししっかり者で、でもAちゃんは天然なところがあって、赤司くんも人の事言えない鈍感なところがある。


似ているようで似てなくて、お互いに足りないところは補って、助け合っているからいつまでも仲良くラブラブなんだろうな……

Aちゃん達、このまま結婚してほしいな…
そうすれば赤司くんは絶対愛妻家だろうな……


富田さんや彩ちゃんとのグループで、“Aちゃんと赤司くんが結婚したら”何て言う妄想話を繰り広げてるなんて、口を避けても言えないかな……

と思って苦笑した。

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