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不登校*1006 ページ8

‐赤司side‐


Aが傍に居ると幸せなんだよ。
それだけで僕にとっては得だよ。


「居たいから居るんだ。得とか考えたことはない」


と海を見ながら答える。

一々得なんて考えない。
一番かは考えるが。


「そんな心配しなくていい。分かったかい?」

とAに言うとAは頷いた。
Aの持つかき氷の入っていたカップをAの手首ごと掴んで、隠しながらAに触れるキスをした。

甘い。

Aの目を見るとAは恥ずかしそうに顔を赤く染めながら目を逸らす。

「本当にAが食べ物なら良かったのに」

と顔を赤くするAの頬を撫でる。


でも食べ物ならAは居なくなるのか…
僕の体内に居たとしても、Aを見ていることは出来なくなるならそれは嫌だな。


「せ、征くん……」
「なんだい?」
「あ、あのね、わ、私…本当に本当に」

とAが顔を赤くして何かを言いかけた時、Aはフラッと僕とは反対に倒れそうになり慌てて引き寄せる。


「大丈夫か!?」
「う、うん……ちょっと暑くて……」

と言うAをシートの上に寝かせる。
僕の羽織るパーカーをAの枕代わりにしてAの頭を撫でる。

本当ならすぐにでも冷たいものを買いに行きたいところだが、Aを一人にすると変な輩に絡まれそうだからここを動けない。


「A、パーカーの前を開けれないならせめて鎖骨辺りまで開けてくれないか?熱を逃がさないと」

と言うとAは頷きながらパーカーを開けた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - カミノさん» お互いにお互いが心の支えになってますよね(笑) 赤司様のキャラ崩壊が激しすぎてどこら辺がカッコよく書けているのか分からないです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年3月25日 8時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
カミノ - 微笑ましい話ですごく気に入っています!!赤司様がカッコいい時や夢主ちゃんが可愛い時のところが大好きです!頑張ってください(>v<) (2016年3月25日 8時) (レス) id: c7ac3d0a07 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - アオイさん» 本当ですね…(笑)多分、というか絶対私が夢主ちゃんを溺愛しすぎているからだと思います……面白いなんて全然ですよ…(笑)ありがとうございます! (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 赤司様の溺愛っぷりがやばいですね...こんなに面白く書けるなんて本当に凄いです...。 (2016年3月24日 21時) (レス) id: 6a9f4f0a2c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 如月美桜さん» 私も分かりません……私も完結させたいのですけど、書かないといけないイベントやネタが沢山あるのでいつ完結するかは分かりません…… (2016年3月8日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年3月1日 10時

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