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不登校*792 ページ44

「でも……」
「それに僕がバレない様に顔に出さない様にしているんだ。Aが責任を感じることはない」

と言って微笑むと赤司さんは私のおでこにちゅっとキスをして、私の手に指を絡めると歩く。

私は腑に落ちないところもあるけど、今はそれよりも赤司さんにキスをされた箇所から身体中が熱くなる感じがする。

特にほっぺが熱い。

なんだか怖い。
いつまでもこんな仲でいられないような気がして。


「赤司さん…喧嘩しませんか……?」


と少し先を歩く赤司さんに言う。


「…は?」

赤司さんは数秒置いてそう声を漏らした。

まぁ、そうなりますよね。
いきなり『喧嘩しませんか?』なんて話持ち掛けられたら。


私も多分そうなりますよ。


「ほ、ほら…あの……喧嘩するほど仲が良いって言うじゃないですか…だから喧嘩した方が良いのかな…って…」


と言うと赤司さんは呆れたように溜め息を吐いた。

え……
そんなに駄目な事だった…?


「A、喧嘩というのはねそうやってするものじゃないんだよ。それに僕は喧嘩をしてそのまま喧嘩別れはしたくないんだ」


と赤司さんは言った。


「喧嘩別れ?」
「喧嘩して仲直りをしないうちに別れることだよ。ずっと喧嘩したままなんて僕は堪えられない」


と言いながらリビングに入る赤司さんのあとを追う。

仲直り出来ないというパターンを考えてなかった……


確かにそれはやだ。

それに赤司さんはもう少しで京都に行っちゃう…


「Aから言ってきたのにそんな深刻そうな顔をするな」

と言って私の頭を撫でると椅子を引いてくれた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - そなさん» ありがとうございます!!私が夢主ちゃんを溺愛しすぎて赤司様のキャラに影響しているんですよね(笑) (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
そな - 主人公ちゃんぎゃんかわ(^q^) (2016年3月21日 23時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» 本当に力足らずの作者で申し訳ありません!! ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年12月19日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
橙乃かりん(プロフ) - 木戸藍楽さん» あ、はい!あ、応援してます!頑張ってくださいね! (2015年12月19日 14時) (レス) id: d978ad2b67 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» あれ!?そうでした!?すみません……恋愛物書いたことがないとしといてください……本当にすみません… (2015年12月19日 13時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月10日 15時

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