不登校*753 ページ5
‐赤司side‐
Aから僕の膝の上に座るのは珍しい。
いつも遠慮してるくらいなのに。
月バス載る様に頑張ろう。
Aが自慢したくなるような彼氏になれるように。
「ね?」
「へ…?えっと…なんの事でしょう…?」
Aはマカロンを食べる手を止め僕を見上げる。
「Aが自慢したくなるような彼氏になりたいなってこと」
と言いながらAの作ってくれたチョコムースに手を伸ばす。
Aは前を向いて手に持つマカロンを一口サクッと食べると、
「大丈夫ですよ……もう既に自慢ですから」
と小さく声が聞こえた。
喉の奥の方が熱く感じる程、心臓が締め付けられる感覚があった。
「な、なにか言ってくださいよ!恥ずかしいじゃないですか!」
と言うA。
Aを抱き締めて、
「Aは僕の自慢の彼女だよ」
と言うとAは顔を赤くさせる。
本当、素直だ。
可愛い。
Aの頭を撫でる。
「あ、あの……名倉さんや富田さんが居てもお二人はそんな感じなんですか…?」
と柳瀬が聞いてきた。
なんだよ。
折角Aが可愛かったのに。
「誰が居ようと関係無い」
「私は関係あります!」
とAは僕の腕のなかでもがく。
自分から納まってきたのに僕が離すわけない。
その時部屋ノックの音が響いた。
44人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
木戸藍楽(プロフ) - そなさん» ありがとうございます!!私が夢主ちゃんを溺愛しすぎて赤司様のキャラに影響しているんですよね(笑) (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
そな - 主人公ちゃんぎゃんかわ(^q^) (2016年3月21日 23時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» 本当に力足らずの作者で申し訳ありません!! ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年12月19日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
橙乃かりん(プロフ) - 木戸藍楽さん» あ、はい!あ、応援してます!頑張ってくださいね! (2015年12月19日 14時) (レス) id: d978ad2b67 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» あれ!?そうでした!?すみません……恋愛物書いたことがないとしといてください……本当にすみません… (2015年12月19日 13時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月10日 15時