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不登校*787 ページ39

普段顔を赤くしない赤司さんが赤くなったら、こんなに恥ずかしくなるんだ。


「な、なにか言ってください……」

と言うと赤司さんは私の腰を引き寄せた。
すシーツで滑るベッドの上では抵抗をする前に赤司さんに引き寄せられる。


「ちょ…!」
「夕食まで膝枕してくれ」
「へ……?」


今なんと仰りました?
この人は…

ひ、膝枕…?
あの、膝の上に頭を乗せて寝る、あの?

なんて考えているうちにも赤司さんは私の膝の上に頭を乗せて横になった。

こうなったら仕方無い。
赤司さんは一度言ったら聞かないから。


「わかりましたから私移動しますよ。赤司さん、絶対窮屈ですよね?」

と言うと赤司さんは頭を上げた。

私は少し後ろに下がって赤司さんの枕の高さに合わせる様に、内股の様に座る。


「どうぞ」

どうぞって言うのもなんか可笑しい気がするけどこの際気にしない。
そんな言葉の間違いより膝枕の方が恥ずかしいのだから。


「じゃあ失礼するよ」

と言って赤司さんは私の膝の上にゆっくり頭を乗せた。
赤司さんは下から私を見上げながら私の髪に触れた。

ドキドキと五月蝿い心臓。
赤司さんは微笑みながら私の髪に触れたり、頬を撫でたりしてくる。


「ふふっ。顔真っ赤」
「落としますよ」
「それは困る」


と赤司さんの右手は私のどこか一部に触れながら、左手の甲で口元を押さえながらクスクス笑う。
でも赤司さんの右手は徐々に下にいっていて、気が付いたら赤司さんは私の手を握っていた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - そなさん» ありがとうございます!!私が夢主ちゃんを溺愛しすぎて赤司様のキャラに影響しているんですよね(笑) (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
そな - 主人公ちゃんぎゃんかわ(^q^) (2016年3月21日 23時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» 本当に力足らずの作者で申し訳ありません!! ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年12月19日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
橙乃かりん(プロフ) - 木戸藍楽さん» あ、はい!あ、応援してます!頑張ってくださいね! (2015年12月19日 14時) (レス) id: d978ad2b67 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» あれ!?そうでした!?すみません……恋愛物書いたことがないとしといてください……本当にすみません… (2015年12月19日 13時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月10日 15時

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