【黒子のバスケ】関わらないでください12【赤司征十郎】

不登校＊639 ページ41

‐赤司side‐


「優しくてかっこよくて恩人さん、か…やっぱりAとしか思えない」


なんて呟いているとまた文字がずれた。


［黒華：あとは…凄く頭が良いみたいで土曜日は勉強を教えてもらってます。それでバスケ界では有名らしいです］


とAがそう思っていてくれる事が嬉しい。

Aだと99％確信している。
こんなに合致するのだからAだとは思うけど…


［志木：なんだ、ただの完璧少年か］
［○○：中学バスケ界といえばキセキの世代ですかね？キセキの世代を射止めるなんて華様やっぱりスゴいですね！］
［黒華：えぇ！？そ、そんなつもりは…まずキセキの世代かも分かりませんし……］


となんか今日は始めてネットの世界を見た気がした。

こんな風にして情報交換しているのか…


［志木：でもさ。はーちゃんを傷付けたらうちらが許さないから。はーちゃんは私の分までリア充してればいいよ］
［黒華：しーちゃん……］
［◇◇：あらやだ、イケメン］
［志木：だろっ！(`･ω´･ ｡)］


と言うやり取りに思わず書き込みそうになるけど、変に書き込んで荒れたら困るから黙って見ている。

［黒華：しーちゃんもう大好き！］
［志木：はーちゃんは俺の嫁！］

とやり取りをしているのを眺めていると［黒華：ちょっと相談、というか愚痴を聞いてもらってもいい？］とコメントした。

［志木：何々？］
［黒華：彼との事なんだけどね、彼私に怒ったこと無くて……だからストレス掛かってないか心配で…］
［志木：俺の嫁は優しい(・д・)ノｺｺｼﾞｭｳﾖｰ！ﾃｽﾄﾃﾞﾙﾖｰ！］

Aはそんな事心配していたんだ…

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