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不登校*635 ページ37

‐赤司side‐


Aはいただきますと言って料理を食べ始める。

「いただきます」

僕も食べ始める事にした。


「今日はよく人混みで頑張れたね」

と言うと僕を見てふわっと笑った。

うっ…
今その笑顔をするのか!?
今はやめようか…

思わず顔を逸らす。

顔が熱い。


「赤司さんが居てくれたから…!赤司さんが居なければ行けませんでした…」


と言ってくるA。
鼓動は早くやる一方だし、顔は熱い。

この顔の熱さだけでもどうにかしたい。


「赤司さん?」
「い、いや…!な、何でもない。ありがとう」


とAの頭を撫でる。

Aは不思議そうに首を傾げながらもニコッと笑う。


「征十郎もたじたじだな」


と父さんに笑われる。

本当、Aのこの無駄に鈍感なところには困らされる。
ここで?というときに気付かない。

なんとも都合のいい奴だ。


でも言ってしまえばそこもまた好きなのだろう。
スルーされるのは悲しいけど憎めない。


「そうですね」


Aが笑ってくれると『まぁ、いいかな』なんてすぐ許してしまう。

もう少し厳しくするべきかもしれないけど、やっぱり怒れない。


怒る理由すらない。

それにもし怒る理由があったとして、Aを怖がらせて嫌われたくない。


嫌われるくらいなら怒らない方がいい。
どうせその内Aに癒されて忘れるんだから。


佐藤の作った料理を食べながらそんなことを考えた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» 一からなんてありがとうございます!!夢主ちゃんが誉めていただけると嬉しいです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年11月23日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 最近この作品見つけてパート1からほぼ一気読みしちゃいました!夢主ちゃんがめっちゃいいこで私もこんな子になれたらなー、とか考えてました笑 まぁ無理ですけど笑 更新頑張って下さい! (2015年11月21日 15時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - せとかさん» ありがとうございます!!夢主ちゃん誉めていただけると嬉しいです(笑) 結構文はグダグダですよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月21日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
せとか - いつも読ませてもらってます。かわいい夢主ちゃんにとても癒されます。私もこんな文章書けたらいいのになって思います。これからも更新頑張ってください! (2015年11月21日 0時) (レス) id: c2d5b5d563 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 夏座敷さん» 私も書いているとき結構和んでて、赤司様の言葉(自分で作っている言葉だけど)にはいつも救われます(笑) 素敵なんて勿体ないお言葉ありがとうございます!それは嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月19日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年11月17日 17時

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