不登校*629 ページ31
‐赤司side‐
Aは目をうるうると潤ませていた。
「無理矢理過ぎたね…本当にすまない」
と言うとAは首を振った。
Aはもぞもぞと動きながら壁に背中を預けながら座った。
「は、恥ずかしかった…です、が……嫌、じゃなかった…です…」
と赤くなっていく顔をぬいぐるみで隠していきながら言った。
「まったく。僕だから良いものの、僕じゃなければ君は襲われていたよ」
「襲われる…?とは、が、ガオー…的な…?」
と首を傾げた。
手もついててのす姿は可愛い。
だがAの言ってることは違う。
「まぁ…ガオーってされたくなければそんな可愛い事言っちゃ駄目だからな」
「可愛い事って…例えば……?」
「そうだね。全部可愛い」
と言うと顔を赤くしてぬいぐるみを抱き締めた。
「そ、そんなの防ぎよう無いじゃないですか…!と言うか可愛くないですし……!」
「そういうところが可愛いんだ」
とAの隣に座る。
すると僕の肩に頭を乗せてきた。
今日は甘えてくれる。
「なんだい?今日は随分甘えてくれるじゃないか」
「そんな私…嫌いになりますか……?」
と少し上目遣いに言うA。
「いや?寧ろ逆だね」
とAの肩に手を回して頭を撫でる。
するとその時ノックの音がしてAはビクッと肩を震わせた。
56人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» 一からなんてありがとうございます!!夢主ちゃんが誉めていただけると嬉しいです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年11月23日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
扇(プロフ) - 最近この作品見つけてパート1からほぼ一気読みしちゃいました!夢主ちゃんがめっちゃいいこで私もこんな子になれたらなー、とか考えてました笑 まぁ無理ですけど笑 更新頑張って下さい! (2015年11月21日 15時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - せとかさん» ありがとうございます!!夢主ちゃん誉めていただけると嬉しいです(笑) 結構文はグダグダですよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月21日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
せとか - いつも読ませてもらってます。かわいい夢主ちゃんにとても癒されます。私もこんな文章書けたらいいのになって思います。これからも更新頑張ってください! (2015年11月21日 0時) (レス) id: c2d5b5d563 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 夏座敷さん» 私も書いているとき結構和んでて、赤司様の言葉(自分で作っている言葉だけど)にはいつも救われます(笑) 素敵なんて勿体ないお言葉ありがとうございます!それは嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月19日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年11月17日 17時