不登校*344 ページ46
‐赤司side‐
「なんだか赤司くんならAを本当に守ってくれそうね」
と母親は言った。
間髪を入れずに、
「守りますよ」
と答える。
「これは本気の話です。一生かけてでもAと共に過ごす価値がある……僕はそう思います」
「本当にAを好きなのね。ありがとう」
「それはもう困ってしまう程惚れ込んでます」
と言う。
その時上でドダンッ!と大きな音がしてすぐにAの「もー!」と少し怒ったような声が聞こえた。
その後数分でAが来て、
「大丈夫かい?」
「はい…すみません……棚から教科書が落ちてきて…」
「怪我は?」
と聞くと苦笑しながら、
「大丈夫です」
と言った。
「Aの部屋は一応片付けないでおくから。好きなときにいつでも帰ってきなさい」
とAの父親は言った。
Aは頷く。
「今更で申し訳無いのですがお線香立ててもいいですか?」
「えぇ。ありがとう」
僕は立つとAが僕の後ろに来た。
「私も……」
と言って僕の袖を掴んだ。
僕はAの頭を撫でると仏壇の前に座る。
Aは僕の隣に座ったから線香を取ってAに渡す。
線香を立てて手を合わせる。
しばらくして目を開けて立つ。
Aも立って戻ろうとしたとき、
「ありがとう」
と声が聞こえた様な気がした。
「いえ」
「赤司さん?どうかしました?」
「なんでもないよ」
仏壇に立てられるAのお祖母さんの写真を見るとさっきより穏やかな微笑みになったように見えた。
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木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» なんと言うお優しい方々なんでしょう…!!神ですか! 自炊と言っても特に何も作れませんよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» 酷いお父さんですね…。でも自炊するなんてエライですね!!も〜誰に何されようと私達、読者の皆は貴方を支えますよ!!これからも頑張ってください!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» 私よくお父さんが居ると昼御飯抜きだったので自分で作るしか無かったんですよ(笑)そして今度弟に目玉焼き教えてもらう予定です(笑) (2015年10月24日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» しょ、小4のときから卵焼きつくれたんですか!?私なんて中2ですけど今だにゆで卵もまともにゆでれないうえ卵焼きなんてスクランブルエッグですよ!?どうしたら卵焼きって作れるんですかね!? (2015年10月24日 4時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!嬉しいです!!ノロノロと頑張らせていただきます! (2015年9月21日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年9月14日 13時