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不登校*334 ページ36

「あ、あの…」
「なんだ?」
「私、本当に赤司さんの彼女になってもいいんでしょうか…」


と言うと赤司さんは私の頭を撫でた。

「いいに決まってる」
「でも私特別美人でも可愛くもないですよ…?赤司さんならそんな人達と付き合えるじゃないですか…」


と言うと赤司さんはしゃがんだ。

しゃがんだ事によって俯いていた私の顔が見えてしまう。
赤司さんは微笑むと、


「大丈夫。Aは可愛いから。僕にとっては特別だから」


と言って私の腕を引っ張った。
私はバランスを崩して赤司さんの胸元に頭を強打する。


「僕はAが本当に好きだから君と居たいんだ。僕だって好きな人と一緒に居たい」


と言いながら私の頬を優しく包み込む赤司さんの手はとっても温かい。

赤司さんと目が合うとどうしても逸らせなくなってしまうんだ。


「ね?」


と言って私の前髪を耳にかけた。


全てを優しくかつ手際よくするからドキドキしてしまう。


「それともAは僕が嫌いかい?」


と私の目を見つめて言われる。
首を振ると、


「す、好きです」


と言うと赤司さんは若干顔を赤くした。


「ならそれで良いじゃないか。お互いがお互いを好きなら、それで」


と言ってチュッと私のおでこにキスをした。
顔が熱くなる。


「顔真っ赤だよ、ホント可愛いね…Aは」


と言って笑う赤司さん。

「赤司さんも髪に負けないくらい真っ赤です」
「うるさい」


と優しく言って私を抱き締めた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» なんと言うお優しい方々なんでしょう…!!神ですか! 自炊と言っても特に何も作れませんよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» 酷いお父さんですね…。でも自炊するなんてエライですね!!も〜誰に何されようと私達、読者の皆は貴方を支えますよ!!これからも頑張ってください!! (2015年10月24日 17時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ネギマヨDXさん» 私よくお父さんが居ると昼御飯抜きだったので自分で作るしか無かったんですよ(笑)そして今度弟に目玉焼き教えてもらう予定です(笑) (2015年10月24日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ネギマヨDX(プロフ) - 木戸藍楽さん» しょ、小4のときから卵焼きつくれたんですか!?私なんて中2ですけど今だにゆで卵もまともにゆでれないうえ卵焼きなんてスクランブルエッグですよ!?どうしたら卵焼きって作れるんですかね!? (2015年10月24日 4時) (レス) id: 54be965391 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!!嬉しいです!!ノロノロと頑張らせていただきます! (2015年9月21日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年9月14日 13時

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