目をむき、瞑る話。【カゲロウプロジェクト】

番外編：花火 ページ9

ばーーーん

そんな音が響き渡っていた。

『(そうか、今日は花火大会だったな・・・)』

・

アジト

ﾏﾘｰ「花火？」

マリーがきょとんとした顔で尋ねてきた。
無理もない、彼女は

『うん』

ﾓﾓ「そういえばそうだったねー」

ﾏﾘｰ「ねぇ、花火って何？？」

『花火は、火薬と金属の粉末を混ぜて包んだものに火を付け、燃焼・破裂時の音や火花の色、形状などを鑑賞するためのもの。火花に色をつけるために金属の炎色反応を利用してて、混ぜ合わせる金属の種類によってさまざまな色合いの火花を出すことができるの』

ｷﾄﾞ「くわしいな」

ｶﾉ「詳しすぎて怖いね」

ﾏﾘｰ「へぇー・・・」

ﾓﾓ「マリー？」

マリーは少し考えたようにしてから言った。

ﾏﾘｰ「わ、私も見たい！！」

・

花火会場

ｷﾄﾞ「ここからだけだからな」

ﾏﾘｰ「うんっ！」

ﾓﾓ「マリー、嬉しそうだね」

『はしゃぎすぎて落ちないといいけど』

確かに、とモモは苦笑した。

どーーーーん・・・ぱらぱら・・・

花火が上がるたび、マリーは「うわっ！」とか「きれいだねっ！」と声をあげた。

『・・・かわいすぎるんだけど』

・

ｶﾉ「Aちゃんは楽しくない？」

『え・・・』

ｶﾉ「全然笑ってなかったから」

『うん・・・昔、ちょっとね』

ｶﾉ「ふーーーん・・・」

そっか、とカノは言うとAの名前を握ってきた。

『なっ・・・！？』

ｶﾉ「僕が一緒にいてあげる。だから、笑って？」

『カ・・・カノ、ｾﾄ「二人ともーーー！なにやってんすか、ていうかカノ！！」

ｶﾉ「ちょ、空気読んでよ」

ｾﾄ「そんな空気読まないっすよ！？ずるいし、俺も繋ぐー！」

『え、ちょっ』

セトはAの手を握った。

『二人して・・・』

ｶﾉ「セト、手はなしなよ」

ｾﾄ「そっちこそ」

ｷﾄﾞ「っていうか、何してんだよ」

ﾏﾘｰ「あ、ずるい！」

ﾓﾓ「私もAと手つなぎたいです！！」

『み、みんな・・・』

ていうか、みんな花火見ようよ・・・

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な ん だ こ れ

今日花火上がってたので、書いてみましたww

こんな風に隣にいてくれたりしたらいいですwwwwww

アジトに行く途中。→←緑。

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー人物

カノ

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