骨董人形【マフィア松】

Episode25 ページ26

次々に倒れていく雑魚たち。
私のスーツにはおびただしい量の血が付いているがそんなの気にしてられない。





チョロ松はすごく嫌がってるみたいだ。
刀は至近戦の戦いだし、血が飛んでくるのは仕方ないと思うんだけど、なんせチョロ松は軽く潔癖。






｢はぁ、終わったな｣

チョロ｢うー、気持ち悪い。このスーツ捨てよ｣

｢なんで捨てるの。洗えばなんとかなるだろ｣

チョロ｢いや、汚いじゃん。なんでAこそそんなに血を浴びて平気でいられるんだよ｣






｢髪にまで血を付けて...｣と私の髪に手袋を付けた手で触れる。






すると、遠くで手を振る影が見えた。
カラ松だ。






カラ｢こんな所で油を売っていたのか、いけないbrotherだな｣

チョロ｢切るよ？｣

｢で、何。なんかあったの｣

カラ｢あぁ、おそ松がもうボスを倒してしまってな｣

チョロ｢はぁ〜？嘘でしょ。なんでも独断でやるんだからほんとに...｣

｢まぁ、いいじゃないか。仕事減ったし｣

チョロ｢まぁ、そうだけど... ｣





そんな感じで話していると、他のヤツらとも合流することが出来た。
トド松以外はみんな血が付いてる。
こりゃまた派手にやったな。






おそ｢ほらほら帰るよ〜。帰って飯だ！｣

カラ｢今日は何が食べたい？｣

トド｢僕チーズフォンデュ｣

チョロ｢そんなんじゃ腹の足しになんないよ｣

一｢ちっ、いちいちあざといな｣






血まみれでこんな会話するやつがあるかとか思いながら、私はその後をおった。

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