『黒子のバスケ』flag建設少女Ｘの憂鬱『トリップ』

誠凛高校 ページ34

黒子「それよりも・・・Aさん、人間不信は治りましたか？」


『いやまったく。今のところ、学校では・・・慎太しか信じてない』


和成・・・いや、高尾と緑間の名前は出さない


だって、向こうが私を信じていないから


だったら私も向こうを信じる筋合いはないだろう？


慎太「じゃぁ俺、特別？」


ヒョコッとでてきた慎太に、「そうなるね」とかえしたら嬉しそうにヘニャ、とわらった


「ねぇ、一之瀬さん・・・？」


すると、いきなりカントクと呼ばれていた人に声をかけられた


「あなた・・・火神君と１ON１してみてくれない？」


いうが早いか、私の返事も待たずにボールを渡されてコートに入れられた


いやまぁ、今ジャージだからできるっちゃできるけど・・・


『・・・わかりました』


数十秒して火神も準備を終えたらしく、位置についた


「ジャンプボールから始めるわよ！はじめ！」


それと同時にフエがなった


私のスタイルは中学同様、最初はわざと点を取らせてクセを見る



―閑話休題―



結果でいうと、中学の時の黄瀬ＶＳ私の状態だった


「やっぱり・・・数値がハンパない・・・」


数値？


何のことか女の人に聞こうとしたら、囲まれた


「お前すごいな！」


「な！あの火神に勝つとか！」


「相変わらずつよいですね」


「A無双じゃん！」



ぶっちゃけうざい




その後は全員で自己紹介をして、私は学校であった事を事細かに話した


なんか・・・この人たちは信じれる気がしたから


まぁ、まだ信じ切ったわけじゃないけど

嬉しかった→←小金井兄

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