エピローグ ページ48
バスに揺られ約2時間。
4日間長いようで短かった合宿も終わりまたいつもの日常が戻ってくる。ぼーっと窓の外を眺めていたら見慣れた校舎が見えてきた。学校に着き体育館前に集合する。
竹内「4日間お疲れ、明日は部活休みにするが自主練もほぼほぼにしろよ」
「「はい!」」
竹内「今回の合宿でお前たちの課題が浮き彫りになったと思う、ウィンターカップまで各高校がそれぞれ努力し今以上に強くなってくる、今後の練習で課題改善、相手チームに対抗するための戦略、やることは多い気を引き締めていけよ、今日は解散する」
「「はい!ありがとうございました!」」
『荷物さっさと部室において帰ろう』
ちひろ「そうだね!私、お腹空いちゃった」
『右に同じく』
黄瀬「俺も手伝うっスよ!」
『ありがとう』
一年生で荷物を片付け校門に向かう。
校門の前には先輩たちが立っていて、久しぶりに皆で帰る。途中までは皆でわいわい話しながら帰っていたが、ちらほら別れだして最後は笠松先輩と二人になる。
笠松「なぁ、青峰と出かけるってほんとか?」
『あぁー、どうなんですかね?帰る前にまた連絡するとは言われましたけど』
笠松「はぁ!?お前、連絡先渡したのか!?」
『え、はい、教えてくれって言われたので』
そう答えると「はぁ〜お前ってやつは...」と盛大に呆れられた。
笠松「青峰だけか?連絡先教えたの」
『緑間君にも教えました』
笠松「...」
『?』
笠松「ったくよ、出かけるときはちゃんと俺に報告してから出かけろよ!!」
『ふふ、なんかお母さんみたいですね!』
笠松「うるせー!!返事は!!」
『はーい』
他愛のない話をしているといつの間にか家の前に付いていて、笠松先輩にお礼を言って家に入る。
「ただいま」って言っても「お帰り」の返事はないけれど、寂しい気持ちは微塵もなかった。
それはきっと笠松先輩が傍にいて世話を焼いてくれるか。
自室に行きベッドにダイブする。
まだお風呂も済ませていないのに、少しだけっと自分に言い聞かせ意識を手放す。
携帯にいろんな人から連絡が入っている。
部活も何もない休日に皆んなとお出かけするのはまた別の話。
おわり。
79人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kirisuto13C(プロフ) - ミクリさん» ありがとうございます!なんだかんだ幼馴染みですから気になるのでしょうか...? (2020年5月21日 9時) (レス) id: 7517cdf3ca (このIDを非表示/違反報告)
ミクリ(プロフ) - とても面白かったです!笠松先輩…嫉妬…?(( (2020年5月20日 12時) (レス) id: eb6cb8b334 (このIDを非表示/違反報告)
kirisuto13C(プロフ) - suzu0814さん» ありがとうございます!嬉しいです!! (2020年4月25日 0時) (レス) id: 7517cdf3ca (このIDを非表示/違反報告)
suzu0814(プロフ) - ご飯食べてるときの青峰さんと緑間さんの会話が面白かったです。次の更新楽しみにしてます! (2020年4月24日 13時) (レス) id: b44ea78aef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぺっち | 作成日時:2020年4月22日 18時