第百ニ六幕 ♭ ページ28
鳥取の大将が巻さんの頭をガジガジしてたが花開院さんのおかげで無事である((
それから青と黒が無事帰ってきて兄さんが覚醒
決起会をしている時、母さんに大将が連れて行かれました…何故か僕も((
今いるのは和室
僕と兄さんは座布団の上に腰を下ろし顔を合わせ？マークを頭上に浮かべた
貴「兄さん、母さんに何かした？」ｺｿｯ
夜リ「いや…してない…Aこそどうなんだ？」ｺｿｯ
貴「いや僕もしてない…けど……」
うーん、悪いことはしてないはず…だよね？
若「ふふっ…兄妹そろってコソコソ話？」
ギクッと肩が跳ね母さんの方を見る僕ら
だが母さんはこちらを見てはいない
あ、あれ？何でわかったんだろ
それから湯飲みを三つ、急須を一つお盆を乗せて母さんはやってきた
お茶を湯飲みに淹れ
ズズズと飲む母さんはフゥーと息を吐く
若「フフ…こーして
あ、今僕も覚醒してます
ふと兄さんを見れば「そーは見えんが」と言ってるような気がしたがスルーした((
僕がとりあえずお茶でものもうかなと湯飲みに手をつけると同時に兄さんのつけた
さすが双子、考えることは同じらしい←
若「よし！！いいわ！お父さんに頼まれてた事を思い出したの。その時オレはいないだろう。そしたら話してやってくれって……
半妖の里のことを_____」
うーん父さんいるけどな((
貴/夜リ「「半妖の…里？」」
若「きっと今お父さんね、そこにいってると思うの
不思議な力がある場所で…おじいちゃんも度々行ってたみたい
お父さんとね結婚する時そこに二人で行ったことがあるの。きっと…彼見せたかったんだと思うな
人と妖が結ばれるってことを…
そしてこれがオレの理想の世界なんだって…言いたかったんだと思う
そこはね…ちゃんと人と妖が共存する世界なの…」
何を思ったのか兄さんは「そこってオレもいけんの…？」と呟いた
若「ええ」
夜リ「そこの里に…いる人は…幸せなのか…？」
若「そうね…いろんな人がいるけど里のみんなは…
温かく迎えてくれたし笑ってたわ…」
夜リ「へぇ…」
若「だって…みんな好きでくっついてるんだもん
幸せに決まってるわ…
リクオとAは真面目だから
昔っからお母さんのいうことをよく聞く子だから…
言うね！リクオ、A…好きよ大好き…
死なないでね」
そう言って笑う母さんに僕と兄さんは二度目の顔を合わせた
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