こんな"私"を拾った貴方【霧崎第一】

7 ページ10

A「原ちゃん先輩!!」

原「おいでー♪お手をどーぞ」

A「はい!(ギュッ」

原「花宮ァ後はAちゃん守ってねぇ」

花宮「フハッ当然だバァカ」

悪乃「祥吾!!祥吾ったら。どうしたのよ!!」

灰崎「…わ…な」

悪乃「え?」

灰崎「薄汚ねぇ手で触んじゃねぇよ!!(バシッ」

悪乃「ど、どうしたの?」

灰崎「てめぇがAを嵌めたことなんざ中学のときから知ってんだよ」

悪乃「ち、ちがうよ!!」

桃井「灰崎くん!!」

A「祥吾こっちきて」

悪乃「いかないで!」

灰崎「こっちくんな!!
A大丈夫か?」

A「うん＾＾」

桃井「ひ…のさ…てー」

A「なに?」

桃井「人の彼氏まで、さいってー!!(バチンッ」

A「いっ」

今吉「桃井!!」

桜井「桃井さん!」

花宮「おい。桃井とかいったな。てめぇを一番こいつは憎んでるんだってよ。始めにそれをいっておく。あとこれ。証拠だから」

A「ンフフ。痛いなぁ。心が痛いよ」

花宮「チッ桃井よくきいておけ!青峰もだ」

A「真先輩。少しだけ胸貸してください」

花宮「ん。古橋!代わりにスイッチ押しとけ。二つ目だぞ!」

古橋「あぁ。(ポチッ」



************************************************

悪乃『どー?今の気分は?桃井にまで裏切られてほんっとバカ』

A『いつか!さつきならいつか気づいてくれる!!』

悪乃『ふーん。あっそ。
じゃあとどめでもさしとこっか』

バチンッ

悪乃『キヤアアアアアアアアアアアア』

桃井『音娜!!またやったのね!』

A『やってないよ。信じてよ。』

悪乃『音娜が仲直りしよーっていったら打たれたのーｸﾞｽﾝ』

A『嘘つかないでよ!!』

桃井『嘘ついてんのはあんたのほうでしょ!!』

A『ち、ちがうよ。私嘘なんて』

桃井『あんたなんて消えちゃえばいいのにッ』

悪乃『音娜こわいからぁさつきいこー?』

桃井『ほんとさいってー』

バタン

A『私なんていらなかったんだ。もう死んじゃおっかな。』

灰崎『待てよ。声とってある。全部だ。それに、俺もお前の味方だから死ぬなんて言うな』

A『ゴメン。ありがと』


************************************************

8→←7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す