こんな"私"を拾った貴方【霧崎第一】

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花宮「お前のせいでこいつは壊れちまったんだよ」

A「いいんですよ。そのおかげで霧崎の素敵な先輩方に会えましたし＾＾」

今吉「ワシらもやろー?」

A「もちろんです＾＾」

青峰「おい」

A「ビクッ)」

花宮「Aになんかようかよ」

青峰「あんたじゃねぇ。Aと話をさせてくれ」

瀬戸「なにをするかわかったもんじゃないな」

古橋「同感」

青峰「そんなことしねぇ。なんなら祥吾もついてきていいぜ」

花宮「灰崎!!ついていけ。Aをよろしく頼む」

灰崎「へーへー」

花宮「いけるか?」

A「コクン)いってきます」

スタスタスタスタスタスタ

A「で、なんのようかな?青峰くん」

青峰「もう大輝とは呼んでくれねぇんだな」

A「裏切り者だからね」

青峰「悪かった」

A「俺、沢山傷ついたんだよ」

青峰「俺、周りが見えてなくてよ。暴力振るっちまったのもかえられねえ事実だ。だから、詫びだけは入れさせてくれ。悪かった」

A「ずるい。ずるいよ。そんなの(ポロポロ」

青峰「泣くなよ(ソッ」

バシッ

灰崎「今こいつに触れられたらこまんだよ」


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一方体育館では

花宮「チッ」

今吉「そうイラつくなて」

花宮「あっこいつらどうすんの?」

悪乃「あたしも?ま、別にいいけど」

今吉「いーや、まだ二人ともいてもらうで」

瀬戸「さすがだな花宮の先輩」

古橋「全部読まれてるみたいだな」

花宮「あぁ。そういうことだ。今吉先輩よろしくおねがいしますね?」

桜井「どういうことですか?スミマセン!」

原「つーまーりー合宿するんだよ」

山崎「復讐もかねてな」

今吉「ちゅーかおそないか?」

花宮「………見てくる」

スタスタスタスタスタスタ

花宮「A!?なんで泣いてんだよ。(ギロ」

A「真先輩。青峰のせいじゃないから。大丈夫だから。」

花宮「大丈夫じゃねぇだろ!!!震えてんだろうが」

青峰「なあ。A、ゆるしてくれっか?」

A「どうしたらいいかわかんないよぉ(ポロポロ」

青峰「おい」

スタスタスタ

花宮「近づくなッ」

青峰「わりぃ」

花宮「祥吾もういいぞ」

灰崎「"飼い主"のほうも随分と人使いが荒いこと」

青峰「飼い主?」

花宮「なんだよ」

青峰「飼い主ってどういうことだよッ」

花宮「テメェも誠凜のガキと同じこと聞くんだな」

青峰「ガキ?テツのことか!?」

花宮「あぁ」

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