44.線を越えた先には何があるのか ページ9
※いつもより改行が多いです
私が声を出したことで、相手も私が起きたことに気づいたのか振り返る
…え
花「あ、起きた?このまま保健室いくけど大丈夫?」
貴「!……うん。」
……………なんだこれ、なんだこれ
なんなのさ!!!!なんで乙女ゲームの恋愛イベント的な展開になってんだよおおおおお!!!!てか花宮くんって、花宮くんって!!!!チョイスが!!!チョイスがああああ!!!!(この小説でのもしかしたら二度と見れない、夢主さんの荒ぶりです。貴重なので目に焼き付けて起きましょう)
気っまずいんだけどぉ!花宮さん猫被ってるから、どう対応すればいいのかも考えると疲れる状態なのに本心見えないから面倒くさいんだよなあああああ!!!
こんな風に、花宮くんを(理不尽な理由だが)心のなかで恨んでいるとあっという間に保健室に着いた
私は、そこで安心して眠ってしまった
**********
『苦しい』『怠い』この二つの文字が
私の頭のなかを埋め尽くしていた
起きると、花宮くんがベッドの横の椅子にいた
起きた私に気づき、私に話しかける花宮くん
花「先生はもうすぐ来るけど…大丈夫?顔色悪い。」
もはや返事することさえ苦に思えた私は首を下に動かすだけだった
なにを考えているか分からない、でも表面上は穏やかそうな花宮くんの目が視界に写る
頭が痛くなってきた、こうして余計なことまで考え込んでしまうのは私のドロドロとした性格、でも何か起こそうとする勇気や決意が無い私の悪いところが出ている
花「…罪沢さん。」
花宮くんの声が頭に響く
そうして話すだけで、貴方の裏の性格を探ろうとする私がいる
花「俺に出来ることなら、」
花宮くんの表情、言葉、動きそれだけで勝手に頭が動く。花宮くんが話しかける声さえ不快に思えた
此方の都合で話しかけるな、と言われたら
貴方は社交辞令だから仕方ないだろ、と呆れるだろうか
花「なんでもするよ。」
私のなかでの、守らなければいけない
絶対その線を越えてはならない、という貴方への線を
貴「……じゃあさ、」
今、
貴「猫かぶり、やめてよ。」
越えてしまった気がした
378人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
放浪猫(プロフ) - KANA(♀)さん»⊂【靴下】あ、どうも(´・ω・`)。霧崎バスケ部と話す回数多くなりそうですね。山崎くんが癒しってwあぁ、これからの誠凛との交流も気になりますね(*´∀`*) (2014年10月8日 1時) (レス) id: 58e497fb11 (このIDを非表示/違反報告)
自由自在@無気力(プロフ) - 変態は紳士じゃねぇよwwwwwwwファーwww (2014年10月7日 22時) (レス) id: dc9a831603 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(♀)(プロフ) - 蛇姫@喰種さん» 大丈夫です!「変態という名の紳士」になればいいんですよ!あ、あとチャット化してしまいそうなので、私はこれで失礼致します(- -;;) (2014年10月7日 20時) (レス) id: e048d7fd74 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(♀)(プロフ) - 自由自在@無気力さん» ナイスです! (2014年10月7日 20時) (レス) id: e048d7fd74 (このIDを非表示/違反報告)
自由自在@無気力(プロフ) - じゃあ……つ【トレイ&グラス】これでも運べば良いんじゃない(2828 (2014年10月7日 20時) (レス) id: dc9a831603 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:KANA(♀) | 作成日時:2014年9月4日 20時