私は夫に嫉妬中 【霧野蘭丸】

嫉妬15回目 ページ16

【霧野side】

『えぇー、俺そんな卑猥な奴じゃないですよ?』

「嘘つけ。
あいつに何するつもりだったんだよ」

『ﾊﾊ、霧野先輩の思ってるような意図でしてないですよ!
なんか、イジりたくなっちゃっただけです〜』

「見かけによらず結構ドSだろお前」

『霧野先輩…!
俺褒められると照れるんでやめてくださいっ』

俺いつお前を褒めたんだよ。←


『でも、これからは普通に接するんで、あまり嫉妬しないで下さいね〜』

ﾌﾞﾂｯ

「あっ、おい…」

やっぱ、あいつは危険だな…。
なんで後輩はこんなにも危険なやつが多いんだよ、全く…。


貴方「蘭丸ー?
誰との電話だったのー?」

お風呂上がりのA。
タオルで頭を拭きながら、除き混んでくる。

うあー、やべぇ。

……なんでこんな、危機感ないわけ。


「…シャンプー、良い匂いする」

後ろから除き混んでくるAを前の方に抱き寄せる。

貴方「……。
へへ、新しいのに変えてみたんだ〜」

ｷﾞｭｯと抱き返してくる

「…てか、その格好風邪引くぞ。
ほら、上着」

貴方「へへー、だから蘭丸大好き〜!」

さらに力を強めて抱き締めてくるA。


…えっ?
なんで、こんな、積極的に……。


「ちょ、A?
は、離れてくれないか」

色々と限界来そう……。←


貴方「やーだー。
蘭丸大好きー、大好きー!!」

「ちょ、わかった!!わかったよ!!
俺も大好きだから離れようか!?」


…………ｽﾝ。

…ん?酒臭い…?


…もしかして、

「A、お前酒飲んだ?」

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