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私が朱里さんにハグされて
カチンコチンに固まっていると
大野さんがやっと声を掛けてくれた
「朱里、お前の力でそんなに搾ったら
Aちゃん潰しちゃうぞ？
それより、ホレ」
「あぁっごめんね？つい。Aちゃん可愛くて」
「だ、大丈夫です。美人さんのハグ
なんて贅沢過ぎて倒れます」
ガバッと離れてくれた朱里さんからは
何やらいい薫りがした
「ふふ。今日ね？智と私と従兄弟と夕食を食べようってことになって……
良かったらAちゃんもどうかな？って」
「んふふ、朱里の従兄弟……滅多に見られないから見といた方がいいよ、Aちゃん」
大野さんは意味深長に笑う
「智うるさいなぁ、ま、気軽に来て？私、Aちゃんと食べたい！」
「はい！ご迷惑でなければ、ご一緒させてください」
帰っても一人だし、私はその誘いに乗る
ことにした
そうして、私は朱里さんと大野さんと
図書館から少し離れた駅前の居酒屋へやって来た
「いらっしゃいっ！」
ガラガラと扉をあけるとお店は既に満席のようだった
すると奥から
「店チョー！俺のツレだから
こっちにいいよね？」
と、声が掛かる。
「おー！どうぞ！」
案内された奥の個室席には濃紺のハンチング帽を被った男性が座っていた
(ぐっ！！！)
私は思わず個室の入り口で仰け反る
「どうしたの？Aちゃん、入って？」
朱里さんは私の肩に後ろからポンッと手を置くと中に押し込んだ
大野さんはおかしそうに笑ってる
６人席で大野さんと朱里さんは自然に隣同士に座ったため、私は既にいた男性の隣に少し間を空けて座った
「なぁんで、そんなに離れるんだよ。大丈夫だよ、怖くないよ？」
男性はニカッと効果音が聞こえそうな笑顔で私を見た
「はじめまして、松本潤です。朱里の従兄弟で大野さんの後輩です……で、何ちゃん？」
「あ、あのぅ…Aで、す」
松本さんはにこにこしながら聞いてくれるが、あまりの衝撃に私はしどろもどろになってしまう
(だって、だって！……松本さん美人過ぎる！！)
意思の強そうな眉にキラキラな大きな猫目
鼻は高いし唇はちょっと分厚くてセクシー
(本当に同じ人間？)
大野さんはおかしそうに笑い、朱里さんは不思議そうに首を傾げた
「なにがおかしーのよ智」
(朱里さんも綺麗だし遺伝子どうなってるの？)
「朱里にはわかんねーだろうけど潤くん美人過ぎてフツーは刺激強いよ」
…その通りです大野さん
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櫻宮 - またまたコメ失礼します。櫻宮です。星月夜には愛を謳うのパスワード教えていただけないでしょうか？よろしくお願いします！ (2021年7月23日 16時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 分かりました！わざわざコメ辺ありがとうございますm(_ _)m (2021年7月22日 9時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
咲詩(さきうた)(プロフ) - 櫻宮さん» 櫻宮さん。コメントありがとうございます。お問合わせのパスワードは『夜空を君と公開について』をご覧ください。再公開のため新しい内容ではないです予めご了承くださいm(_ _)m (2021年7月19日 22時) (レス) id: 1da0056f17 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 初めまして。櫻宮です。一つお聞きしたいことがありまして...この[夜空を君と]の３と４がパスワード認証になっており中身が見れません。パスワードを教えていただけないでしょうか？よろしくお願いします。 (2021年7月19日 18時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
咲(智咲)(プロフ) - ぷうさん» コメントありがとう。翔さんにチェロ持たせたいよー( *´艸｀) 似合うと思うの麗しいよね！しかもリベルタンゴを是非！願望駄々もれです(笑)続きも頑張りますね！ (2016年9月13日 20時) (レス) id: ba6a9accd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲詩(さきうた)
| 作成日時：2016年8月17日 9時
