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「二宮くん…高校の時からクールで。クラスの中心で元気な雅紀くんと普段は目立たないけど頭もいいし、スポーツも出来て気付いたらかなり人気だった二宮くん。二人は仲良しだったなぁ
うーん、雅紀くんが向日葵なら二宮くんはペンタスみたいだったな」
「ペンタス…あの小さな星が沢山咲いたみたいな花ですよね？」
「そうそう Star clusterって英語で言うのよ」
人形劇のあと、まだ仕事があるという相葉さんと一旦分かれ、朱里さんに連れられて花菜さんと、朱里さんの工房にお邪魔していた
朱里さんの作業を横目にお茶を飲みながら花菜さんは沢山お話をしてくれ
夕方からは二人で夕飯にと台所をお借りしてパスタを4種類とサラダ、カルパッチョ、それから唐揚げをつくったら…大きなダイニングテーブルに大量に並べるほど出来あがった
「そういえば、二宮くんが星を教えてくれたなぁ。私が雅紀くんと同じ地学取りたくて苦手なのに潜りこんでたからね！」
「相葉さんがその頃から好きなんですね？」
はにかんで甘い赤い顔をした花菜さんは
綿菓子の様にフワフワとしている
「…ん、そう。私の片思いだったのよ？今でもそうかも…雅紀くん、すっごくモテるから」
相葉さん側から聞いたのも、自分ばかりが好きで相手にされていない…
でも花菜さんの話を聞くと、実はお互いにとても好き同士なんだなと気づく
「ふふ…私は途中で転校しちゃったから、ずっとどうしてるか気になっててね…」
「再会したのは先生になってからなんですか？」
「うん。再会には二宮くんにも手伝ってもらったの…何だかんだ二宮くんって優しいのよ、あ、そうだAちゃん、手を出して」
花菜さんは私の右手に何かを握らせた
「これ、Aちゃんにあげる」
「？」
掌に乗ったのは白い石
「スターマイカよ」
「スターマイカ？」
小さなとげとげのような三角がツンツンした白い石だ
「白雲母なんだけど、何かに似てなぁい？」
眺めていると、ハタと気付いた
「星…」
「そう星なの。これは『星子』なAちゃんに似合うから、あげる！！」
花菜さんはパチンとウィンクした
(メロメロぱーーんち)
メロメロになっていると、ダイニングテーブルの向こうから声が聞こえた
「ぐはっ。花菜！オレ、ますます好きになっちゃったよー！」
相葉さんが着いたようだ
「ばか。雅紀くん、それよりお仕事片付いた？」
「ばっちり！オレ偉い？花菜ー」
「はいはい」
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櫻宮 - またまたコメ失礼します。櫻宮です。星月夜には愛を謳うのパスワード教えていただけないでしょうか？よろしくお願いします！ (2021年7月23日 16時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 分かりました！わざわざコメ辺ありがとうございますm(_ _)m (2021年7月22日 9時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
咲詩(さきうた)(プロフ) - 櫻宮さん» 櫻宮さん。コメントありがとうございます。お問合わせのパスワードは『夜空を君と公開について』をご覧ください。再公開のため新しい内容ではないです予めご了承くださいm(_ _)m (2021年7月19日 22時) (レス) id: 1da0056f17 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 初めまして。櫻宮です。一つお聞きしたいことがありまして...この[夜空を君と]の３と４がパスワード認証になっており中身が見れません。パスワードを教えていただけないでしょうか？よろしくお願いします。 (2021年7月19日 18時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
咲(智咲)(プロフ) - ぷうさん» コメントありがとう。翔さんにチェロ持たせたいよー( *´艸｀) 似合うと思うの麗しいよね！しかもリベルタンゴを是非！願望駄々もれです(笑)続きも頑張りますね！ (2016年9月13日 20時) (レス) id: ba6a9accd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲詩(さきうた)
| 作成日時：2016年8月17日 9時
