【あんスタ】夢ノ咲学院アイドル科改正計画

計画24 ページ35

.


は、え、いや、今なんて言ったこの人

臨時メンバー？fineに？？


「私も言われた時は驚いてね…もちろん断ったさ。」


よ、よかった……


「ただね、どうしてもと言われてしまってな…」


ん？？この展開凄く嫌な予感がする。


「そのね、臨時メンバーとして参加してくれた際には…と、有り得ない金額の報酬を積まれてしまってね……」


出ました大人の闇。


「そこまで真剣だとは思ってなくてね、そうなるとこちらとしても簡単に答える訳にもいかないんだ。だから君の答えを聞いてから答えようと思ってね。」

『……な、なるほど……話はわかりました。ちなみに詳細は決まっていられるんですか？あと、理由なんかも…』


くそう…一ヶ月後には対決あるから、あまり予定埋めたくないんだけどなぁ…


「理由としては、一ヶ月後に夢ノ咲学院で対アイドルフェスの催しをするから、そこで参加してほしいということらしい。」


へぇ、一ヶ月後にねえ。そんなの聞いたことすら…


………ん？一ヶ月後ってことは…。


嘘だろアイツら、そこまでして勝ちたいのか！？


いや、アイドルのプライドはどうした！？自分何組でも挑んでいいって言ったのに！！


とにかく、これは断らないとダメだ。自分も参加するし、そもそもあいつら達のためにもならない。


「詳細としては、君の答え次第だが…その後に決めていくとの事だ。」


『すみませんが所長。お断りさせていただけませんか。』


「…ふむ、何かあるのかい？」


『…所長。私は休暇をもらっていたはずです。その休暇を後回しにするにしても、既に私は予定が埋まっています。もっと事前にお知らせして頂けたりすればまだいけましたが…』


「そうか……それは残念だな。分かった。君の気持ちが優先だ。相手に連絡しておくよ。呼び出して悪かったね、それじゃあ車を…」


『ああいえ、帰りに寄るところがあるので結構です。それでは失礼しますね。』


軽く頭を下げ、部屋を出て受付へ向かう


さて、困ったな。私を使ってこようとなると、どんな手で勝ちを取りに来ようとするか……


受付を通って事務所を出る


ここまで変装を解かずだけど、ここ辺りで夢ノ咲の生徒は見かけた事がない。バレる心配はないけど、念の為にこれから言い訳を考えないとね…


そして私は駅に向かい歩き出した。


ーーーー
更新遅れて申し訳ありません！

計画25→←計画23

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す