episode7 黒歴史 ページ7
家までの路地は近くもなく遠くもない距離だった。
さっき電車の中で聞いた曲を歌おうと思い、リズムを思い出した。
えっと、、、
その時の私は何も考えていなかった。
人間何かあった時にしか成長できないことを知った。
『これが恋ってゆーやーつなのか、それなぁらさいこーの魔法じゃんか』
まぁこれで話し掛けられたら私の人生終わるk「あの…」
『・・・(思考停止)』
バッ!!という効果音とともに私は全力疾走した。
ヒールではなくパンプスをいつも履いているので走るのには多少特化している気がする。
はぁ、はぁ、という息切れ音とともに私はエレベーターに乗り込んだ。
幸い誰も乗っていなかったからさらに恥ずかしい思いをすることは免れた。
私は高層マンションの5階に住んでいる。
東京って怖いイメージしかなかったけど最近この生活に慣れてきたせいか、居心地がいい。
でも、声をかけられて速攻で逃げた私も私だよなぁ。
なんか他の用事だったかもしれないし。
振り向いた感じで思い出すと男の人で、街頭に照らされて見えた顔も結構整ってた。
でもそんなことを考えているのもめんどくさくなり、ようやく自分の部屋までたどり着いた。
玄関のドアを開けて一言。
『疲れた』
すぐに洗面所へ行って手を洗ってメイクを落としてパジャマに着替えてベットに飛び込んだ。
さっきのことを思い出すと恥ずかしくてベットの上の布団に嚙みついた。
なんで歌ったんだよ私…///馬鹿…。
だんだん眠くなってきてしまい、スマホをバックから出して先輩にラインをしようとしたけど力尽きて眠ってしまった。
おやすみなさい、世界。
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@穂実(プロフ) - この作品、面白かったです!! (2021年8月24日 14時) (レス) id: ad54fa38fe (このIDを非表示/違反報告)
憂@ui - コメントわざわざ書いて下さりありがとうございました!これからもよろしくお願いします(*'▽') (2021年7月31日 23時) (レス) id: f2e011f80b (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - このおはなしめっちゃ好きです。お疲れ様でした!これからも、作者様の作品を見続けていきます! (2021年7月31日 20時) (レス) id: 09b5dfeb8e (このIDを非表示/違反報告)
憂@ui - 本当ですか?これからも頑張ります! (2021年7月31日 18時) (レス) id: f2e011f80b (このIDを非表示/違反報告)
(´・_・` ) - 憂@uiさん» 私ななさと推しなんですけど4作目がななさとで嬉しいです! (2021年7月31日 8時) (レス) id: 58f368fc5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:憂@ui | 作成日時:2021年7月26日 20時