検索窓
今日:11 hit、昨日:11 hit、合計:39,404 hit

episode7 黒歴史 ページ7

家までの路地は近くもなく遠くもない距離だった。

さっき電車の中で聞いた曲を歌おうと思い、リズムを思い出した。

えっと、、、

その時の私は何も考えていなかった。

人間何かあった時にしか成長できないことを知った。

『これが恋ってゆーやーつなのか、それなぁらさいこーの魔法じゃんか』
まぁこれで話し掛けられたら私の人生終わるk「あの…」
『・・・(思考停止)』

バッ!!という効果音とともに私は全力疾走した。

ヒールではなくパンプスをいつも履いているので走るのには多少特化している気がする。

はぁ、はぁ、という息切れ音とともに私はエレベーターに乗り込んだ。

幸い誰も乗っていなかったからさらに恥ずかしい思いをすることは免れた。

私は高層マンションの5階に住んでいる。

東京って怖いイメージしかなかったけど最近この生活に慣れてきたせいか、居心地がいい。
でも、声をかけられて速攻で逃げた私も私だよなぁ。

なんか他の用事だったかもしれないし。

振り向いた感じで思い出すと男の人で、街頭に照らされて見えた顔も結構整ってた。
でもそんなことを考えているのもめんどくさくなり、ようやく自分の部屋までたどり着いた。

玄関のドアを開けて一言。

『疲れた』

すぐに洗面所へ行って手を洗ってメイクを落としてパジャマに着替えてベットに飛び込んだ。

さっきのことを思い出すと恥ずかしくてベットの上の布団に嚙みついた。

なんで歌ったんだよ私…///馬鹿…。

だんだん眠くなってきてしまい、スマホをバックから出して先輩にラインをしようとしたけど力尽きて眠ってしまった。

おやすみなさい、世界。

episode8 体調不良→←episode6 疲労


ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーアルファベット

X


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (76 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
105人がお気に入り
設定タグ:すとぷり , さとみ , stpr   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

@穂実(プロフ) - この作品、面白かったです!! (2021年8月24日 14時) (レス) id: ad54fa38fe (このIDを非表示/違反報告)
憂@ui - コメントわざわざ書いて下さりありがとうございました!これからもよろしくお願いします(*'▽') (2021年7月31日 23時) (レス) id: f2e011f80b (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - このおはなしめっちゃ好きです。お疲れ様でした!これからも、作者様の作品を見続けていきます! (2021年7月31日 20時) (レス) id: 09b5dfeb8e (このIDを非表示/違反報告)
憂@ui - 本当ですか?これからも頑張ります! (2021年7月31日 18時) (レス) id: f2e011f80b (このIDを非表示/違反報告)
(´・_・` ) - 憂@uiさん» 私ななさと推しなんですけど4作目がななさとで嬉しいです! (2021年7月31日 8時) (レス) id: 58f368fc5d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:憂@ui | 作成日時:2021年7月26日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。