episode１５ いいんですか。 ページ18
Aside
部屋に入って玄関で靴も脱がないで立ち尽くした。
そして一言。
『はぁ…なんであんなにカッコイイの？もっと好きになっちゃうじゃんか…///』
鏡の前に映る私を見ると頬が真っ赤でビックリした。
さっさと着替えてお風呂に入ったけどなんだかさとみさんのことが頭から離れなくて長風呂になってしまった。
お風呂から出て髪を乾かして冷蔵庫を開けると冷え過ぎたいちごみるくをがぶ飲みした。
『ふぅ…あっ。』
冷蔵庫の奥を覗くと今日買ったゼリーが入っていた。
渡すの忘れてた…
渡しに行くか。
ドアを開けると火照った体に夜風が当たって凄く気持ちが良かった。
ピンポーン！
「…はい」
インターホンの奥から聞こえた声は少し低くて怖くなってしまった。
『あっさとみさん、ちょっといいですか？』
ガチャっと開いたドアの奥には髪をポンパにして黒縁眼鏡をかけたさとみさんがいた。
「なに、俺に惚れたｗ？」
冗談めかしてさとみさんは言ったけど私はもう残念ながらさとみさんに、いや。
君に惚れてるんだよ。
気付いてほしいのにちょっと難しいよなぁ。
伝えたいのに。
あぁーあ。
もうちょっと早く出会ってればなぁ。
『これ、さとみさんには買わなくていいって言われたんだけど…、でも嬉しかったから。』
ゼリーを差し出しながら言った。
するとさとみさんは分かっていたような表情をして言った。
「ふっｗねぇこっち見て」
チュッ
『…(思考停止)』
「あれ…？おーい…！」
『えぇええぇえええぇええっ？！』
「うわうるさっ！」
さとみさんの部屋の中には私の叫び声が響き渡った。
「好き」
『えっ、なんかのドッキリですｋ(ギュッ)はっ…？！///』
「好きです、付き合ってください。」
頭がおかしくなった。
ヤバい。
なにこれ。キスを初めてした。
勿論私だって好きだ。
けどこんな私が釣り合うはずが無くて。
『私はさとみさんみたいにかっこよくないし…っ、いい子じゃないし、普通過ぎるから…』
「そういう事言わないでよ、俺が好きって言ってるの。」
『うん…っ分かった、好きです///』
ゼリーを届けに行ったらキスをされて告白をされて、ハグをされました。
☆急展開☆
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＠穂実(プロフ) - この作品、面白かったです！！ (2021年8月24日 14時) (
レス) id: ad54fa38fe (このIDを非表示/違反報告)
憂＠ui - コメントわざわざ書いて下さりありがとうございました！これからもよろしくお願いします(*'▽') (2021年7月31日 23時) (レス) id: f2e011f80b (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - このおはなしめっちゃ好きです。お疲れ様でした！これからも、作者様の作品を見続けていきます！ (2021年7月31日 20時) (レス) id: 09b5dfeb8e (このIDを非表示/違反報告)
憂＠ui - 本当ですか？これからも頑張ります！ (2021年7月31日 18時) (レス) id: f2e011f80b (このIDを非表示/違反報告)
(´･_･` ) - 憂＠uiさん» 私ななさと推しなんですけど4作目がななさとで嬉しいです！ (2021年7月31日 8時) (レス) id: 58f368fc5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憂＠ui | 作成日時：2021年7月26日 20時
