【黒バス】輝くのはいつも私じゃない*4th*

大事な ページ14

「夏姫・・・」

夏「遅れてごめんね？」

「大丈夫。早く、用件をいって」



夏姫は、全然変わったと思えない・・・


普通だったら、家族の再会で喜ぶハズなのに、私達は違う――――・・・


夏「あのねぇ・・・

私達、まだ続いてるっていうのは見たら分かったよね？」

「・・・っ。」

夏「そこでさ、せっかく今、いいところだから

お姉ちゃんには邪魔してほしくない訳！！」


いいところ・・・か―――――


夏「邪魔・・・しないよね？(黒笑」

「うん。しないよ」



まあ、最初から夏姫のように、奪うつもりはないよ？

私は夏姫とは違う――――



ただ・・・



ただ、記憶が戻ってたらな・・・

って、そう思っただけ。

「もう、いい？」

夏「あ！あと、一ついいたいことがあるの！！」

「なに？」

夏「私達、もうすぐ結婚すると思うから！！

結婚式にきてね！！」



け・・・結婚式・・・


「うん・・・。」

夏「そろそろ、プロポーズされると思うの！」

ん？


じゃあ、まだされてないんだ・・・


良かった――――




でも、夏姫のことだ・・・――――



無理にでも、やる気だろう――――


「頑張ってね」


平然を装って・・・


夏「じゃーね！！お姉ちゃん(ﾆﾔﾘ」

「っっ・・・」


最後の顔は背中が凍りつくような笑顔だった――――

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