占いツクール
検索窓
今日:12 hit、昨日:37 hit、合計:263,380 hit

九十六粒 ページ9

.





「え…?え!?お兄ちゃん??」









ぼやーっとした記憶が鮮明なものになってきた。




そう、大阪の握手会の時に会いに行こうとしていた昔遊んでくれていた近所のお兄ちゃんだった。
あの時は彼が上京したせいで会えなかったけど。


年賀状でお互い顔は知っていたが、だいぶ声が低くなっていて気が付かなかった。








「えぇ!やっぱりAやったん?」






大きくなったなぁ。






だなんてよしよしされる。








「えへへ、気づかなかった〜!
でもね嬉しい。
こうやって私のこと甘やかしてくれるの今も昔もお兄ちゃんくらいだから」







幼少期から両親が多忙だった我が家。

転勤続きで友達もできない中、寂しく公園で遊んでいた私に声をかけてくれたのはお兄ちゃんだった。







「Aはいつも素直で可愛いから甘やかしたくなるねん」








和やかに笑い合いながら談笑が進んでいく。









「にしても朝からお散歩?」







私はこの子のお散歩だけど。



と付け加えると彼は「あー、それはなー」と頭をかきながらこう言った。








「実は仕事に行き詰まっとって。
いいアイディア湧いてこんかなぁって思ってんねん」









「お仕事か!そうか〜お兄ちゃんももう社会人か〜!」








子供の頃は一緒にお砂場で遊ぶ仲だったのに…



時の流れを感じつつふと気になったことを聞いてみた。









「そういえば何のお仕事してるの?」








行き詰まってアイディアを探してるってことは何かクリエイター系かな。







だなんて軽く考えていた質問の答えはまた返ってこなかった。








「お兄ちゃん…?」








少し心配になって顔を覗き込む。







「あ、いやー、まぁちょっと色んな編集とかする仕事しとんねん。
作品に関わる仕事」








何故か彼は少し言いにくそうにそう言った。








素直に凄いと思うのに。







前にも言ったが私はこういう専門職の人に凄く憧れる。

ほら、音楽の道に進むのもこういう道に進むのも本当にかっこいいと思うのに。







どうしてそんなに気まづそうな顔をするんだろう。







私には彼の意図が分からなかった。







____


わー!!申し訳ない!
作者の拙い大阪弁?になってるか怪しい文章で申し訳ないです…
なんなら「ここ、こうした方がいい」とかあったら教えてください…(--;)




.

九十七粒→←九十五粒



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (303 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1286人がお気に入り
設定キーワード:すとぷり , さとみくん , るぅとくん
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しゅうく(プロフ) - ゆあもんさん» ゆあもんさん…!!神ではないですよ!?でも頑張りますね!ありがとうございます!! (5月17日 11時) (レス) id: 547af1fa67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあもん - しゅうくさん神ですか?私毎回読ませていただいてます!もうねこの作品は神です!これからも応援するので頑張ってください! (5月9日 12時) (レス) id: 9253ce94df (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - しゅうくさん» 全然です!!ご自分のペースで更新されてください!いつまでも待ってます! (4月20日 14時) (レス) id: 3de2eab1b1 (このIDを非表示/違反報告)
あやの♪(プロフ) - しゅうくさん» 応援してます!(^^) (4月19日 22時) (レス) id: 5ba2df906e (このIDを非表示/違反報告)
しゅうく(プロフ) - 瑠李さん» うー、がんぱります…! (4月19日 13時) (レス) id: 547af1fa67 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しゅうく | 作成日時:2020年3月17日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。