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夕張 ページ47

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-翌日-



アシㇼパ「起きろ白石!!」


アシㇼパ「いつまで寝てる!!このブタめ!!」


アシㇼパ「出発するぞ!!網走はまだ遠いんだ!!」



夕張に向けて出発しようと馬に荷物を積んでいると、まだ眠っている白石さんにアシㇼパが怒っていた



『アシㇼパ...どうしたのでしょう...』


白石「なんか今日は機嫌が悪いなぁ...」


杉元「白石の寝息が臭かったんだろ?」


白石「俺のせい?」


アシㇼパ「...」プンプン



頬を膨らましているアシㇼパも可愛い...



キロランケ「コタンの皆にはあいさつをしておいた。」


キロランケ「早速出発するぞ。」



私たちは馬に乗り
夕張へ向けて馬を走らせた









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-夕張-



『ここが夕張ですか。』



夕張も小樽や札幌のようにすごく栄えている
夕張には炭鉱があるからそれなりに栄えているとは思っていたけれど...



白石「また随分と栄えてるなぁ」



ここなら少しは資金が集められそうだ
私たちは夕張の薬屋さんに薬を売りに行く



薬屋「なに?薬を売りに来た?」


『はい。』


アシㇼパ「この薬を求めてわざわざ小樽の人間が村まで来るほどだ。』


薬屋「しかしなあ...」



小樽の人は気前よく買ってくれたけれど
夕張ではそうはいかないみたい


炭鉱夫が多いから薬は必需品だと思ったのだけど...



杉元「薬屋のあんチャンよぉ...」


薬屋「あ?」


杉元「足元見てんじゃねえよコラああああん!?」


薬屋「ヒィ...!!」



信用できないと断られる事もあったので、他を当たろうとしたら杉元さんが薬屋さんの胸ぐらを手繰り寄せた



杉元「舐めてんのか!?ああ!?」


薬屋「いえいえ!!とんでもないです!!」


薬屋「ただ最近、薬と偽り劇薬を売ってくる人もいるので...」


キロランケ「この子たちがそんなモノ売るような子に見えんのか?」


薬屋「いえ...」


杉元「見えんのかって聞いてんだよ!!」


薬屋「ヒィィィ!!」


白石「まあまあ、落ち着いて...」



私とアシㇼパは普通に薬を売りに来たのだけど
杉元さんと白石さんとキロランケニㇱパのおかげで薬屋さんが薬を高値で買い取ってくれた



白石「無事に売れたな!!」


キロランケ「かなり無理矢理だったがな...」


杉元「早速情報でも集めるか。」


アシㇼパ「杉元、その前に食事にしよう!!」


アシㇼパ「お腹が空いた!!」


『では食材をたくさん買って食事にしましょう。』





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作品ジャンル:アニメ
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作者名:檜枝 | 作成日時:2020年3月9日 22時

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