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そこは幼き記憶の中
桜の花が舞い散る青空の広がるあの日
私はあのこと共に生きていた
「司様！お待ちください！」
ソプラノの愛らしい声に振り返ればそこには
キラキラにひかる美しい髪
空のような澄んだ青
ゆきのように白い肌の美少女が真っ赤の着物を身に纏い走ってきた
朱「トモさま！どうしてここに？」
「司さまが来ていると聞いたので･･･会いたくて」
確かこの日は自分の愛すべき許嫁に秘密で会いに行った日
彼女はお稽古があるらしく会うことが出来ないと使用人に言われ肩を落としていた帰り道
彼女は着物を着て追いかけてきたのだ
朱「お稽古があると聞きました･･･」
「はい。でも司さまに会いたくて抜け出してしまいました。
きっとばあやに怒られてしまいます」
だから
「司さま、トモと遊んでください
そしたらいっしょにばあやたちに怒られてくれないかな？」
悪戯っぽく微笑んだ彼女に笑顔で頷く
私は彼女が誰より好きだった
絵本の白雪姫を移したような彼女が
優しく美しい彼女が
ふと目を開くとそこはベッドの上で
朱「夢ですか･･･」
幼い頃の夢を見ていたことに気がついた
私の愛すべき許嫁は今何処にいるのだろうか。
最後にあったのは小学六年生の時。
中学は当然同じと思っていたが彼女は家を出たと聞いた。
理由は自主独立のためと言っていたが許嫁である私にさえ連絡も寄越さず行先も教えないなんて寂しさと不安がこみ上げる
あれから数年、私は夢ﾉ咲へはいりidolの道を選んだ。
彼女は何をしているのだろうか
久方ぶりに彼女の家でも訪れてみようか
朱「愛していますよトモ」
呟いた言葉は朝日に消された
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ゆめの(プロフ) - モモさん» コメントありがとうございました。これからも少しずつになりますが更新していくので何卒よろしくお願いいたします (2017年6月23日 22時) (
レス) id: 7d4b7a5797 (このIDを非表示/違反報告)
英智君尊いよぉぉぉぉ(((殴 - 一番最後のページで英智が喋ってる所の表示が桃李のものになってますよ〜。 あと英智の台詞で「けいとたち」になってますが、「敬人達」ですよ! (2017年6月9日 22時) (レス) id: 2f00a5668f (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 超好みです！読んだ瞬間からこれだ！と思いました笑ビックリするくらい性癖掴まれてて「ばれたか…」っていう気持ちです笑笑更新楽しみにまってます！頑張ってください！！！ (2017年6月8日 0時) (レス) id: 1758fbf6cb (このIDを非表示/違反報告)
英智君尊いよぉぉぉぉ(((殴 - あっごめんなさい!コメントする作品間違えました…前のコメントは無視してください♪ (2017年6月3日 10時) (レス) id: 2f00a5668f (このIDを非表示/違反報告)
Knightsを守る騎士 - とっても面白いです!更新待ってます!!! (2017年6月1日 18時) (レス) id: 2f00a5668f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめの | 作成日時：2017年4月5日 20時
