ココロソマリ肆【鬼滅の刃】 (ページ30)

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煉獄杏寿郎END ページ30

半年という眠りを経て私は杏寿郎さんと散歩していた。

煉｢身体はもう大丈夫か？辛かったら少し休んではどうだろうか？｣

『大丈夫ですよ！たくさん寝ましたし、早く体力を戻したいので。それにしても...桜が綺麗ですね。』

煉｢あぁ、そうだな！｣

私が柱になって約一年経ったのか。

あ、もうちょっと長いか、一年一ヶ月？忘れた。

『杏寿郎さんは今日任務ないんですか？』

煉｢あぁ、今日は非番だ！｣

鬼舞辻無惨がいなくなってからも鬼殺隊の仕事は続いている。見回りや町の人の手助けをしたりと色々やってるわけで。またいつ鬼が現れるかもわからないので、欠かさず行ってる。

『じゃあ久しぶりにゆっくり出来ますね。』

ふふ、って微笑んだらそれにつられて杏寿郎さんも微笑み返してくれた。

『杏寿郎さん、私...あなたに伝えたいことがあるのです。』

煉｢よもや！なんだろうか...｣

俺はなにかしたのか？みたいな顔をしてる杏寿郎さん。

『前に、恋人になろうと言ってくれたことがありましたよね？あれってまだ有効ですか？』

私がそういうと杏寿郎さんが驚いた表情でこちらを見ていた。

煉｢有効も何も...あの時から俺の気持ちはなにも変わってない！Aが好きだ！付き合ってくれないか？｣

『私でよければ喜んで！』

杏寿郎さんは私を抱き寄せた。

『好きです、杏寿郎さん。』

煉｢俺も好きだ！｣

声大きい！って言ったらすまないとしょんぼりした顔で言ってくる杏寿郎さん。そして顔を見合わせれは笑いあった。

終