＊ ページ24
-Yuu side -
《ねー、そういえばさ。》
《ん？》
《お前と雪が両思いってこと、学年中に広まってんぞ》
《マジ？！》
《うん。》
《っていうか、もう、こんなことになったんだし、コクれば？》
《。。。俺も考えてた。それ。》
でも、すっごい好きな訳じゃない人に告るのも、以外と難しいんだよな
《やっちゃえよ》
《分かった》
《かるっ！》
《彩の時と大違いじゃん》
部活用のバックを背負い、学校を目指してチャリをこぐ。
「夕！お前、雪と両思いなんだって？！彩どーしちゃったん？」
「挨拶変わりにそれかよ。」
「で、どーなん」
「あ、翔真。」
翔真がボールを蹴りながらやってくる。
「おい、翔真、聞いた？」
「なにが？」
「流星、お前さ、頭にそれしかねーじゃん。」
翔真、貴斗、流星、俺。
いつもこのメンツで仲良くしてる。
「翔真、ワンチャン雪本人から聞いたんじゃない？」
なんで。。。？
だって、翔真、男じゃん？
うちの学校では、なぜか知らないけど、男女が大きく別れてて。
付き合ってない男女がそこまで仲良くすることはあまりない。
でも、皆が、確かに、とうなずきあってたもんだから、口を開けなかった。
「あれ、夕、知らないの？」
どうも、顔に出てたらしい。
自分がコクろうとしてる人のことを全然しらないことを情けなく思う。
「俺、雪と幼なじみで。母親同士も仲良いから、結構長い付き合いなん。」
「あ、そうなんだ。」
幼なじみか。
そう言うこと。
「あいつら、結構有名じゃね？」
「なにそれ、有名って」
「結構知られてんじゃん。」
「まあ、確かに」
「で？なにを知ってるかって？雪がどうかしたん？」
「知らないなら言わなくて。。。」
「夕と両思い。」
「もー。」
「え、マジ？！全然聞いてねー。雪が？なんか以外。」
「なんで？」
「あの人、誰とも付き合ったことないし。ちょっと前まで、男子のこと嫌ってた。」
「お前は？」
「訂正します。俺以外の男子。」
「なにそれー。ナルシーー！」
「じゃあ、初恋。。。。」
は、つ、こ、い。。。。
「「「夕が初恋？！」」」
皆一斉にそう叫び、腹を抱えて笑い転げた。
「なんだよ。なんかひどくね？」
死ぬほど笑ってるあいつらの耳には届かない。
I love you....→←typical Saturday.....
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黒木玲奈(プロフ) - 皆さん、読んでくださって、本当にありがとうございます！続編も、どうぞよろしくお願いします。コメント、ダメ出し、評価、お待ちしております！ (2018年9月20日 20時) (
レス) id: 8e74367c43 (このIDを非表示/違反報告)
黒木玲奈(プロフ) - うみさん» いいえー！ こちらこそ、読んでくれてありがとう！ (2018年9月18日 16時) (レス) id: 8e74367c43 (このIDを非表示/違反報告)
黒木玲奈 - うみさん» 読んでくれてありがとお (2018年9月18日 12時) (レス) id: a0fe8cd07f (このIDを非表示/違反報告)
うみ(プロフ) - 更新ありがとう！！ (2018年9月17日 19時) (レス) id: bd96ab3a22 (このIDを非表示/違反報告)
黒木玲奈(プロフ) - 藤沢美帆さん» はいはい、頑張りますよー！w 待っててくれててほんとありがと！嬉しい！いま、続編の計画が完成したよ！脳内でw 楽しみにしててね！ (2018年9月6日 17時) (レス) id: 267fae23b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒木 玲奈 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aishou_kz
作成日時：2018年4月12日 21時
