【カゲプロ】貴｢ギャーグギャーグ×3｣ シ｢これってギャグなの？｣ 貴｢ギャグじゃないもん！｣※ギャグです

兎「35話…パンダの餌は…パンだ!!」亀「黙れ。つか急にどうした?」兎「本編がギャグじゃないから今ふざけようと」亀「今回もネタバレ注意!!」 ページ35

マリーside

おかしいとは思ってた。

Aがこのメカクシ団に来た時から。

私は女王。

メデューサの末裔。

此処にいる皆は蛇の力で生きている。

でも

Aは違った。

蛇が宿っていない。

そんな人がなぜ生きているのか不思議で仕方なかった。


そして今日。

Aは私が女王であることを知っていた。

なぜかは解らない。

でも私のしていることを知っていた。

貴「この世界を廻しているのはマリーだよ♪」

言われてしまった。

セ「マリー、どういうことっすか!!何とか言ってくださいっす!!」

セトの声。

私を森から連れ出してくれた大切な、大切な人の声。

でも話すわけにはいかない。

本当のことを言ったらどうなる？

また皆と笑いあえる？

一緒に遊園地に行ける？

デパートでカップを買いに行ける？

それとも？

嫌われる？

怯えられる？

怒られる？

独りに・・・・・なる？

もう独りになりたくない。

だから言わない。

大切で暖かい日常を繋ぎとめるため。



Aが私にしか聞こえないような声で囁いた。




貴「ボソッ))無駄だよ。君がしたことは揺るぎない真実なんだから」


・



・



・



・



ああ、そうだった。

いくら取り繕っても

私のしたことは

変わらない。

だったら

もう何もかも

全て話してしまおう。







サヨナラ

私の好きだった日常。






私は

赤く、紅く、紅く、染まった

目を開けた。

兎「36話!!!!!!!」亀「マーク多すぎんだろ」兎「今なんかこんな気分なんだ」→←兎「34話…らしい」亀「ネタバレ注意、主人公ゲスイです!!」

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