作戦開始 ページ13
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ASHIELD
「ねぇAちゃん、本当にあの作戦やるの?」
「えぇ、やるわよ?」
「Aさんのことですから上手く出来るんでしょうが…心配です」
「ふふ、心配しないで。
あと、もう時間だから…行ってくるわね」
ジェイドくんとフロイドくんにちゅっと軽く頬へキスをする。
フロイド「…!?……ねぇ、Aちゃんの地域独特だねぇ…」
ジェイド「…えぇ、とても驚きますよ」
A「ふふ、ごめんなさいね?
私の地域では挨拶代わりなの」
そう言い、私は赤くなった二人を置いて学園へ向かった。
A「…居たわね」
監督生ちゃんと仲の良いエペルくん。
少し話しかけて見ましょうか。
A「おはよう、エペルくん」
エペル「A先輩!?……おはようございます」
うーん、あんまり私のことを良く思っていないのは確かだけど…悪すぎるとも思われていないわね。
A「おはよう。
かっこいい靴ね、林檎のイメージかしら?」
エペル「…!そうなんです!!
好きなブランドが丁度林檎の靴を出していて…!」
A「ふふ、林檎が好きなのね」
エペル「…はい!
実家が林檎農家で…その影響…かな?」
よし、話してくれた。
ジェイドくんからの情報によると豊作村の農家さんだったから…
A「あら、林檎農家さんなの…?
私もよく豊作村の林檎ジュースを良く頼むの」
エペル「ほ…豊作村?」
よし、ひかかってくれた。
A「?えぇ、美味しいからおすすめよ」
エペル「うちの農家も豊作村にあるんです!
も…もしかして薔薇の王国のブラックローズさん!?」
豊作村のジュース、買っておいてよかったわ。
A「えぇ!
もしかしてフェルミエさんかしら?」
エペル「そうです!」
A「そうだったのね!
私、ヴィルからちょっとエペルくんの事聞いてるだけで…名字すら知らなくて…ごめんなさいね」
エペル「はい!
全然大丈夫です!僕こそあんまりAさんの事知らなくて…」
A「良いのよ?
これから知っていけば良いもの」
エペル「はい!ありがとうございます!」
A「えぇ!
あ…もう予習しなくちゃ…」
エペル「あ…そうなんですね…
またお話しましょ…?」
A「えぇ、そうしましょう。
またね、エペルくん」
いい感じ
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作者名:りあ | 作成日時:2022年5月27日 19時