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smile10 ページ12

スバルside
A…少し寂しそうにしてる……?
いや、表情は相変わらず真顔だよ?だけど…

こっちをチラチラ見てるような気がする

そっか…そうだよね。Aは自分から意見を言ったりしないから、何を考えているのか全然分からなかったけど…

Aはずっと、他愛のない話が出来る友達がほしかったんだよね

なら、今、俺に出来ることは…

Aに話しかけること!

ス「ねぇ、Aはどう思う?」
貴「…」

ゆっくり顔を上げたA。少しびっくりしているみたい

北「Aも、明星はアホだと思うか?」
貴「…………」
ス「あれ?!無視された?!」

やっと信用されたと思ってたのに、振り出しに戻るの?!

貴「…すごく…アホ…だと…思います」
北「!」
真「わっ!喋ってくれた!」
真緒「すげぇ!」
ス「うんっ!!…だけど、さりげなく酷いこと言われてない?俺」
真緒「ドンマイ!」
ス「サリー楽しんでるでしょ…もー…」
貴「あの…」
ス「ん?何?」
貴「貴方は…悪い人じゃ…ないと…思います」
ス「!!」
北「すごい…結構話してくれてるな」
真「ね!最初の頃は無視だったのに!!」
真緒「だな!!」
ス「褒めてくれてありがとう、A!(ニコッ」
貴「…(コクン」

A、たくさん喋ってくれた!けど正直、“すごくアホだと思います”なんて言われるとは思ってなかった…結構遠慮しないんだなぁ…


それとも、遠慮しなくて済むくらいには、信用されてるってこと?


それなら、嬉しいな♪

真緒「なぁ、A」
貴「…」
真緒「…前髪、切るか留めるかしたらどうだ?」
貴「(フルフル」
真緒「嫌…なのか?」
真「何で?」
貴「…」
北「A?」
貴「…」
ス「ねぇ、聞いてる?」
貴「…(プイッ」
真「…黙っちゃった」
北「話したくないのか?」
貴「(コクン」
ス「なら、待ってようよ!」
真緒「だな!Aが話したくなったときに聞けば良いもんな!」
真「そうだね!」
北「焦る必要はないだろう」
貴「どうして…会って数日の私を、そんなに……信用…するんですか?」
ス「だって友達だもん!!」
貴「…!!」
北「友達を信用しない程、俺達は冷たくない」
真緒「あぁ!」
真「そうそう!」
貴「……前髪を切ったり…留めたりしないのは…直接人の目を見るのが…怖いからです」
ス「…何で?」
貴「…目を合わせたら…私の全てが…見抜かれるような…気がするので…」
ス「…俺、Aの目見てみたい!」

Aは怪訝な顔をした

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神なり。 - おもしろいです!頑張ってください! (2016年9月1日 22時) (レス) id: 626db7ed2f (このIDを非表示/違反報告)
如月マロン(プロフ) - 藍香さん» ありがとうございます!続編できましたので、読んで頂けたら幸いです…! (2016年7月9日 21時) (レス) id: 8a8ae8c313 (このIDを非表示/違反報告)
藍香 - 続編おめでとうございます!マロンさんの書くスバルたんはキラキラしてて、大好きです☆ 続編もおもしろそうですし、楽しみにしてますね! (2016年7月9日 10時) (レス) id: 470c680b61 (このIDを非表示/違反報告)
あのこみ - 昔の私見たいだから余計感動しました!この作者さんは私のマジ神! (2016年4月18日 20時) (レス) id: 640812da45 (このIDを非表示/違反報告)
如月マロン(プロフ) - 藍香さん» ありがとうございます!更新速度をあげたいと思っているので、完結までおつきあい頂けたらと思います! (2016年3月17日 6時) (レス) id: 7fdbc2c919 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月マロン | 作成日時:2016年1月22日 16時

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