無気力系毒舌少女の憂鬱〜part3〜【おそ松さん】

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「ただいま。/ただいまーっするぅ!!/ただいまー。」



家の玄関に入り、各々がただいまを言う。





くっそー。何も収穫なかったし、ただの労力のムダだったじゃねーか。



……ま、どーせ暇だし？





「…。」


あ？




「どうしたんだよシコ松。」


「おそ松兄さん！それやめて!!」




チョロ松が居間の前で立ち止まったから何事かと思った。



「どうしたの、チョロ松兄さん。頭痛薬と腹痛薬ならあるけど…」


「いや、そう言うことじゃなくてね。ってか、何で持ってるのトド松。」


「いやぁ…常日頃持ってないと、もしもの事があるかもしれないじゃん？……この前…ってか、結構前だけどAちゃんにあげたし。」





いや、何かあったのかよ…。



「いる？」


「いらない。そうじゃなくて、ちょっと、思い出したんだよね。……Aちゃんがさ、お疲れ様って言ってくれたの。」







チョロ松のその言葉に、みんな無言になる。



Aの影響力ハンパねぇな…。






…。






「…んなこと言ってたってどうにもならねぇだろ？ほら、早く入った入った!!」



俺はチョロ松をどかし、スパァンッと自分の気持ちに葛を入れる様に思いっきり襖を開いた。







「あ…おかえり。」





…………ん？

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