story41 ページ43
夕日に照らされた教室はなんだか懐かしい感じがした。部活のない日はよく８人でいろんなこと話してたっけ。
村橋が来てから全部変わってしまった。楽しかった放課後も、優しかったみんなも、私の居場所も。
「アンタとキセキは不釣りあい。だからアタシが変わってあげる」
村橋樹里亜が私に言った言葉。絶対に後悔させてあげるから
そう誓って教室を出た
校門に行くとすでに車は来ていた。周りとは会っていない黒の高級車。すぐに赤司のだと分かった
運転手「お待ちしておりました。朝日奈様」
あ「わざわざありがとうございます」
運転手「ケータイはこちらでよろしいでしょうか？」
あ「はい！ありがとうございます」
さっそくケータイを開く。ロックをかけてあるから赤司にも開けられないと思うが...。
ロックを解くとなぜかメモ帳が開いた。なんでだ？と思って起動を待ち見てみると、一瞬目を疑ってそして笑いがこみあげてきた
『僕の話を盗撮するとはいい度胸だな。でも君は僕を甘く見すぎている。このくらいの小細工に僕が気づかないわけないだろ。こんなことをする時点でお前は低能だな』
あ「フフフッ...アッハハハ、やってくれるねぇ赤司。でも私がこの程度だと思ってんのか。...低能なのはお前だよ赤司」
私が盗聴するのに使うのがケータイだけだと思ってんのか。バカか。光ちゃんに聞いたことを試してみたんだけど、まんまと引っかかったな。
このケータイはダミー。本命は赤司の服の中。光ちゃんにもらったちっちゃい盗聴器を忍ばせておいた。
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なんかいろいろヤバいｗｗｗｗごめんなさいほんとにごめんなさいｗｗｗ
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作者名：tomomi | 作成日時：2014年7月3日 21時
