【カゲプロ】私は…幸せなの＿＿＿？【カノ】2

a n e c d o t e 30 ページ2

一人になった私は孤独感を覚えた。




ふと目に入る日記。







私にはわからなかった。








ニナちゃんが何でこんなことしたのかも




ニナちゃんよりも長く一緒にいた私を信じてくれなかったみんなのことも。









もう、わかんない。






何もわかんない。






私は今悲しみよりもモヤモヤで溢れていた。






みんなは信じてくれただろうか…




信じたところで何を思ってくれただろうか。









私はやっぱりちょっと考えると答えがすぐに出てしまう。






“私は要らない”？






なんで私を助けたの、そのまま楽にさせてほしかった。









考えれば考えるほど胸が苦しくなる。









でもね、私思った。







もうちょっと頑張ってみる。




みんなを信じるからね？









ﾄﾝﾄﾝ







貴方「誰、ですか？」





マリー「マリー…だよ」





貴方「どうぞ」





ごめん、今はみんな怖い…かも






ｶﾞﾁｬ






マリー「Aごめんなさい…」



貴方「ううん…」



マリー「あの、ね…」



貴方「ごめん、まだ落ち着いてなくて」



マリー「え、と…Aを助けられなかった、辛かった…」






マリーちゃん。




マリーちゃんは辛かったんですか。







だったら私の辛さってどんなの？





辛いんなら、助けてほしかったよ…





マリーちゃん…結局見て見ぬふりってことじゃないの？







自然と頬に温かいものが伝っていた。





マリー「ご、ごめんね…でも、私、み、味方…だよ、今更でごめん…」





…味方？




“大ッ嫌い”って言わなかったっけ？







なんか私壊れそう、マリーちゃん、味方してくれるのに。






貴方「もういいよ…一人にして…ほしいんだけど…」






マリー「ご、ごめんなさい…！」





貴方「…………」







マリーちゃん。せっかく私のために来てくれたのに…




私は傷つけてしまう。



私、ほんとばかなんだ。





結局誰かを傷つけて、だからこんなことされるんじゃない？









まだ気持ちの整理が追いつかないけど、









みんなをがんばって信じます…＿＿＿＿＿＿

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