【カゲプロ】目付きの悪いあの二人はどうやらどちらもＭのようで……。【お試し短編】 (ページ3)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:27,447 hit

キドさん.03 ページ3

・

・

・

カノ「それにしてもAちゃんってば大胆だよね～キドにあんなことして」

A「あんなの序の口ですよ。私はキドさんとちゅーしたいんです。唇に」

無い胸を張って平然と言い切るAちゃん。

……そういうところが大胆なんだけど…

カノ「堂々と百合発言しちゃったね～後それ胸張って言えることじゃないからね?」

そう言うとAちゃんにべしっと平手打ちされた。
…絶対僕見下されてる…僕の方が年上だし、背も高いのに……

A「好きなものに好きって言って何が悪いんですか～…カノさんなんて……爆発しろ(ﾎﾞｿｯ」

カノ「ねえ、今物騒な言葉が聞こえたんだけど＿＿「気のせいですよ」

Aちゃんはにっこりと笑って床に落ちていたフライパンを拾い

何か言いたげな僕に見せびらかすように見せた。

…脅しだ、年下に脅された。童顔ロリ容姿のタチ悪い年下に脅された生きていけない((

純粋腹黒(ﾋﾟｭｱﾌﾞﾗｯｸ)なAちゃんに脅され、さっきの言葉はスルーした。

カノ「そういえばさぁ…Aちゃんいつになったら明かすの、あのこと」

あのこと、とは彼女の秘密だ。
幸い僕以外には入団から今までばれてないみたいだけど…

いつまでも皆に内緒にしておくわけにはいかないだろう。

A「別に内緒にしているわけじゃないんですよ?皆さんが勝手に勘違いするから…」

きゅっとフリルのついたかわいいスカートの裾を握るAちゃん。

カノ「じゃあ僕が皆に言っちゃおっか?」

A「…そんなことしたらカノさんがホ●だってデタラメ言いふらしますけど」

「Tw●tteiの影響力舐めないで下さい」とAちゃんはスマホを片手ににっこりと笑みを浮かべた

…悪魔だ、この子は天使の皮を被った悪魔だ。

カノ「…うん、ごめん、ごめんなさい。それだけは勘弁して。絶対言わないから」

A「分かればいいんです、カノさん」

…いつの間にかAちゃんが上みたいになってる。

おかしいな、弱み握ってるのは僕のはずなのに…

ダラダラとなぜか正座の状態で冷や汗を掻き始めた頃、キサラギちゃんが帰ってきた。

モモ「あれ?Aちゃん、カノさんと何してるの?」

A「あ、お姉ちゃん。一度でいいからパンツ見せてってカノさんが＿＿＿「違うっ!!!」

カノ「違うよ!!?断じて違うからねっ!!?だからそんな目で見ないでキサラギちゃんッ!!!!!」