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黒子Side________
「告白しないんですか?」
火神「はっ!だから、好きとかじゃねぇって!!」
「じゃあ、もし僕が白川さんのことを好きと言ったらどうしますか?」
火神「........え」
「今、取られたくないって思いましたよね?」
火神「...別に、そんなこと思ってねぇよ。どうでもいいし」
「では、この事実を知ったらどうですか」
火神「....何だよ」
「キセキの世代は、全員白川さんのことを好きでしたよ。」
火神「...........っ」
「人として白川さんは認められていました。それは僕も同じ意見です。ただ、それ以上に女の子として白川さんを好きだった人もいます。決して少なくない人数です」
火神「...だ、れが白川のこと好きだったんだよ」
「それは秘密です」
火神「お前..!そこまで言っておいて何だよ!!」
「気になって仕方ないんですよね?なら、君も女の子として白川さんが好きなんですよ。決断は早めにするべきだと思います」
火神「決断って...そんなこと言われても俺どうしたらいいか分かんねぇし」
「簡単ですよ!思いを伝えればいいんです。」
火神「....思い?」
「大丈夫です。きっと白川さんも同じ気持ちですよ」
一連の問いただしをしてきました。←
彼は予想通り、いえ
予想以上に白川さんに恋をしていますね。
さて、あとはどのように行動に移すか、です。
ただ問題なのが、火神くんも白川さんもどっちも恋愛に対して疎いところがあるようです...
似た者同士...
あそこまでお互い優れた容姿を持っていて
なぜそこまで自分に対して疎くなれるのか不思議でたまりません。
火神くんは今やっと、自分の気持ちに気付いたようですし
この調子なら白川さんも自分の気持ちに気付いているのか分からないですね。
周りから見れば、ただの両想い男女にしか見えませんが...
はぁ、もどかしい...
2人の思いが通じ合う日はいつになるのやら。
ただ、僕の予想ですが
なんとなくもうそろそろな気がします。
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作者名:RIERU | 作成日時:2020年10月27日 9時