夜空172 ページ22
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―そして神社に着いた、けど...
あ「わあ、ホントだ...たくさん人いるね。屋台もあるんだー」
カ「嗚呼、毎年こんな感じだ。お参りしてから何か食うか。」
あ「うん!じゃあお参りから行こう。」
カ「そうだな。」
あ「っ...カラ松君...」
すると、カラ松君は私の手をそっと優しく握ってくれた。
カ「人が多いからな...しっかり握ってろ。」
あ「う、うん...」
カラ松君は私の手を引いたまま歩き出す。
私は彼の手をしっかり離さず握った。
歩いてる時、ずっと彼の後ろ姿を眺めてた。
その姿がなんだかたくましく見えて...
また私の胸がドクン、ドクン...と高鳴る。
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―私たちはお参りの列に並び、自分たちの順番が来るのを待った。
たくさん人がいたから、30分くらい待った。
そしてやっと私たちの番が来ると、賽銭箱にお賽銭を入れ、
ガランガランと鈴を鳴らす。
あ「...」
カ「...」
私とカラ松君は目を閉じ手を合わせる。
今年も、みんなと笑顔に過ごせますように。
カラ松君とずっと...このままずっと一緒にいられますように。
私は心の中でそうお願いをした。
カラ松君は...何をお願いしているのかな...?
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紗也(プロフ) - パロムさん» コメントありがとうございます!見ていただけてすっごく嬉しいです!頑張ります♪ (2016年1月21日 18時) (レス) id: b1705a050e (このIDを非表示/違反報告)
パロム - いつも見てます!1日に5〜10位の話を乗せるなんて神ですよ!!もう、いつもワクワクです!これからも頑張って下さい!!! (2016年1月20日 20時) (レス) id: 6ded97b986 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也 | 作成日時:2016年1月14日 18時