【おそ松さん】あの日の夜空を僕は決して忘れない part6

夜空165 ページ15

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−カラ松side−



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―俺はおそ松になぜか噴水広場へ行って来いと言われ、噴水広場に来てみたが...



カ「...何もないのにおそ松は俺にここに来いって言ったのか?」



噴水広場に来てもおそ松やほかの兄弟がいるわけでもなく...カップルばかり。



自分から自爆しに来たもんだな。



何もないのなら帰るか...



俺がいろんなカップルを見て帰ろうか悩んでいると、一人の女に目を留める。



久しぶりに見る彼女の顔...



カ「A...」



なぜ、彼女が一人でここにいるんだ。



彼女は俺の顔を見て俺と目が合うと、俺とは真逆の方向へ走り出す。



それを見て、俺の足が無意識に彼女の方へ走り出していた。



俺はすぐに彼女に追いつき、彼女の腕を掴む。



彼女は驚いたように俺を見つめる。



カ「...A。」



あ「カラ松、君...」



彼女は少し目を潤ませながら俺を見つめると、そっと俯く。



ずっと会いたかった...彼女に、ずっと会いたかった...




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