夜空152 ページ2
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−Aside−
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―私はいつものようにカラ松君に家まで送ってもらった。
あ「ありがとう、カラ松君...」
カ「嗚呼、じゃあ...」
あ「あ、あの!!」
カ「ん?」
カラ松君が行こうとするのを、私は引き止める。
あ「...私、頑張って思い出すから!待ってて、カラ松君...」
カ「...嗚呼、Aのペースでいい。俺は急がないから。」
カラ松君はそう言い、私の頭をぽんぽんと撫でてくれた。
そしてじゃあなと言って彼は帰ってしまった。
あ「...」
カラ松君、すごく優しいな。
私は彼と幼馴染らしく、こっちへ戻ってきてから彼にすごくお世話になってるみたいで...
私はこの間、病院に運ばれて...彼や彼の兄弟のことを忘れてしまったの。
どうしてかわからないけど...
学生時代から欠かさずに書いていた日記を読んで、彼の事がわかったけど...
でもやっぱり思い出せなくて。
彼には本当に申し訳なかった。
早く彼のことも、みんなのことも思い出したい...
私は彼が見えなくなるまで彼を見送った。
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紗也(プロフ) - パロムさん» コメントありがとうございます!見ていただけてすっごく嬉しいです!頑張ります♪ (2016年1月21日 18時) (レス) id: b1705a050e (このIDを非表示/違反報告)
パロム - いつも見てます!1日に5〜10位の話を乗せるなんて神ですよ!!もう、いつもワクワクです!これからも頑張って下さい!!! (2016年1月20日 20時) (レス) id: 6ded97b986 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也 | 作成日時:2016年1月14日 18時