【おそ松さん】あの日の夜空を僕は決して忘れない Last part

夜空190 ページ10

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−カラ松side−



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―あれから俺はAを連れて、あの河川敷にやってきた。



あ「久々に来たね、この河川敷...」



カ「嗚呼、そうだな。」



俺たちは夜空を見上げる。



ここで見る夜空は相変わらず綺麗で、思わず吸い込まれそうになる。



あ「本当に、綺麗だね...ここで見る夜空。」



カ「嗚呼。」



あ「...ここで見た夜空は絶対に、忘れたく、ないな...」



カ「...A。話したいことがあるんだ。」



俺が真剣な顔で見つめると、Aはまっすぐ俺を見つめてくれた。



カ「...俺、Aがアメリカに行っている間に仕事探すよ。

仕事探して、一生懸命働いて、金稼いで...Aが帰ってくるまで頑張るから。

帰ってきた時...俺と結婚してくれないか？」



俺がそう言うと、Aは驚いたように目を見開く。



カ「俺は、Aがいい。Aじゃなきゃダメなんだ。

ずっと隣にいて笑ってくれるのは、Aがいい。」



あ「カラ松君...」



俺はそっと彼女を優しく包み込むように抱きしめ、耳元で囁いた。



カ「...愛してる。」




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