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“不死身のA”
この名は俺が暗部に入ったくらいに広まり始めた。
火影直属の暗部の中の1人を指す名らしいが、生憎と誰かはわからない。
二つ名がつくくらいだから、きっと筋骨隆々の大男とかだろうと思っていた。
初めてAさんにあった時は驚いたものだ。
面で顔こそ分からないが、女だし、俺より身長は低く、年下だ。
そして何より驚いたのは、Aさんを前から見ていたこと。
リンとオビトの墓参りに行く時にいつも見る暗部の人だった。
俺はAさんほど完璧な人は知らない。
忍術、体術、医療忍術は完璧。
忍具捌きやスピードは神懸かっている。
もしかしたら、黄色い閃光と呼ばれたミナト先生よりも速いかもしれない。
無口だが、面の隙間から見える赤い瞳は優しげで、仲間の命を一番大切に思っている。
俺が憧れるのも時間の問題だった。
女だとか、年下だとか関係ない。
この人について行きたいと思った。
そして、俺は自らAさんの班に志願し、入った。
Aさんは先輩たちから疎まれることが多いが、後輩たちからはかなり慕われている。
少しでも志願するのが遅くなっていたら入れなかったかもしれない。
『よろしく、カカシ』
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瞬(プロフ) - 面白いです。更新待ってます。応援してます。 (2019年2月11日 15時) (レス) id: ce194f669c (このIDを非表示/違反報告)
沖矢ちひろ(プロフ) - ぷぅかd(^-^)さん» 早速感想ありがとうございます!頑張ります!! (2018年4月22日 23時) (レス) id: 6d04791478 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅかd(^-^)(プロフ) - 面白そうですね!これから更新、ファイトですq(^-^q)応援しています!!(*´∇`*) (2018年4月22日 21時) (レス) id: 45f374655d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖矢ちひろ | 作成日時:2018年4月22日 17時