二 ページ3
そしてちょうど1年。
私は三代目火影の前に膝まづいていた。
服は暗部として支給された服。
流石に子供用はなかったから、一番小さなサイズのものを貰ったが、ぶかぶかだ。
「そなたはまだ幼い。他に道があるのではないか？」
三代目火影はそう言って眉を下げる。
戦時中で、一刻も早く戦力が欲しいはずなのに、それでも子供を戦争に参加させたくないらしい。
私は顔を下げたまま首を振った。
『他に道はありませんので』
嘘だ。
なろうと思えば何にだってなれる。
死ぬ気で、体を壊さないギリギリのラインさえ守ればできないことはないのだと、今回はっきりしたのだから。
実力を見たいという火影の前で、私は上忍レベルの忍を瞬殺した。
自分がどれだけ強くなったか試すいい機会だと思っていたのだが、どうやら私は予想を超えて強くなりすぎたらしい。
その場で火影直属の暗部への入隊が決まった。
「……そうか。では、そなたにこの面を授ける。木の葉のために尽くしてくれ」
『ハッ』
面を受け取って付けた。
面の柄は狐。
この日、木ノ葉隠れの里最強と謳われ、後世にも語り継がれた忍が誕生した。
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瞬(プロフ) - 面白いです。更新待ってます。応援してます。 (2019年2月11日 15時) (
レス) id: ce194f669c (このIDを非表示/違反報告)
沖矢ちひろ(プロフ) - ぷぅかd(^-^)さん» 早速感想ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年4月22日 23時) (レス) id: 6d04791478 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅかd(^-^)(プロフ) - 面白そうですね！これから更新、ファイトですq(^-^q)応援しています!!(*´∇｀*) (2018年4月22日 21時) (レス) id: 45f374655d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沖矢ちひろ | 作成日時：2018年4月22日 17時
