どきどき。5 ページ5
〜〜〜
貴『・・・・。』
あれ、ここは、何処だろう。
目の前には、私の両親が立っている。
貴『まって!行かないで!』
何処かに行こうとしている両親に向かって手を伸ばす。
“じゃあね、A”
母親が振り向いてそういった。
貴『やだ・・・っ!おいていかないで・・・!』
目が覚める。
額には汗が大量に伝っていた。
つんつん、と肩をつつかれる。
千「・・・どうしたの?魘されてたよ?」
ちーちゃんが心配そうな顔で見つめている。
千「・・・Aを一人ぼっちになんてしないよ。・・・私がずっと一緒にいてあげる。」
タオルで私の額を軽く拭くと、ちーちゃんは穏やかな笑みを見せて、
千「どんなに辛いときでも、一緒にいるって約束したでしょ?」
私はちーちゃんの手を握る。
ちーちゃんの手は、恐ろしいほど冷たかった。
千「・・・私が何処かに行っちゃうんじゃないかって思ってるの?・・・そんなことないよ。」
ぽん、と頭を撫でてくれる。
ちーちゃんはとても優しい。
優しいからこそ、笑顔でいなきゃいけないという決まりがあったからこそ。
この子は、居なくなったんだ。
千「・・・もう寝よう。」
貴『・・・うん。おやすみ、ちーちゃん。』
またベッドの布団の中に沈む。
ちーちゃんがずっと手を繋いでいてくれたおかげで、
今度は悪夢を見なかった。
〜〜〜
親友ええ子や・・・(´;ω;`)
幽霊だけど←
って書きながら思いました←
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作者名:白れん | 作成日時:2017年7月28日 19時