【黒バス】生き返った親友(天使)に呪い←をかけられたので全力で恋愛します。【赤司征十郎】 (ページ13)

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どきどき。13 ページ13

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貴『ありがとうございました。』

コートに一礼をして、体育館を出る。

赤「・・・感心だな。」

ふと、後ろから声をかけられる。

貴『あっ、お疲れ様。』

慌てて鍵を閉めて、走って帰ろうとした、その時。

赤「・・・家まで送っていくよ。女の子一人は危ないだろう？」

貴『・・・あ、ありがとう・・・、その、スーパー、に、寄らせて頂いても構わないでしょうか・・・？』

そう緊張しながら言うと、赤司君はにこりと笑って言った。

赤「ああ、構わないよ。僕が勝手についていきたいだけだしね。」

暗い道を、二人でならんであるく。

赤「・・・買い物、ということは、一人ぐらしなのか？」

貴『・・・う、うんっ。両親は家から出ていっちゃったから・・・。』

赤「・・・・大変なんだな。・・・僕にできることがあるなら、何でも相談していいぞ。」

貴『・・・っ、はい。』

スーパーにつく。

そうだ。

はちみつレモンの材料も買って帰って、明日練習に持っていこう。

赤「かご、僕が持つよ。」

貴『い、いや！大丈夫、だよ！！』

とことこと歩いて何を買うか決める。

千「今日はカレー！明日はカレーうどん！！」

ちーちゃんが隣で色々言ってるから、それに従うしかないけど。

カレー、かぁ。

貴『・・・・もし。』

赤「？」

貴『もし良かったら、一緒にご飯食べませんか・・・？カレー、一人じゃ食べきれそうにないから・・・』

そう言うと、赤司君はちょっと待ってて、と言って何処かに電話をかける。

数十秒の通話をして、いいよ、と返事をくれた。

こ、ここは・・・

腕の見せどころだ！！！

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