GTO**Love You more**

GTO×6 優side ページ7

母さんがなくなって


金庫の中を見てたんだ


母さんがおれに残したものを見るために



そしたら…



ある紙が入ってた


【特別養子縁組】


優「なんだよ…これ…。」


横を見ると、

おれと母さん、親父の笑ってる写真。


全部…

全部


嘘だったのかよ…


父さんとバスケしたのも


母さんと笑ってたのも


全部…


俺は、気づかないうちに

あいつに電話してた

『特別…養子縁組…？』

優「どうすれば…いぃんだよ…。俺。」

『まーくん、今いってもいい？』

優「‥あの場所に行く。」

『うん(^^)』


あいつの声がいつも
俺を


慰めてくれる。


『まーくん、お待たせ。』
優「…おぅ。」

俺は、情けないくらい涙を流してた


『見てないから泣いていいよ。
男の涙は女は見ない(^^)』

優「くそっ……」


Aは、なにもいわずに

海風に長い髪をなびかせながら

足をプラプラさせて
俺の隣に座ってた


いつの間にか


すきだったんだ。

　

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