GTO**Love You more**

GTO×032 優side ページ33

俺は、みんなに本当のことを話した


Aがこれ以上傷つかないように



前のように

命を


軽いものだと思わないように


俺は鬼塚から学んだから


優「俺らの中学に西宮光が転校してきた
光は、Aの隣ではじめのうちは仲良くしてた
Aもお人好しだからなんでも断れなかった

そのうちに２人は付き合い始めた
でも、光は毎日のようにAに手をあげた
そして、

襲った。

嫌がるAを無視して…

そのうちに知らない間にAは赤ちゃんがいることがわかった。」
『やめて！！優っ！やめて！！』

あゆな「おいで。」

あゆなが廊下にAを呼んだ

麻理子「…それで？」

優「もちろん親御さんにも相談できずにひとりで戦ってた。
バイトを何個も何個もして
やっとお金を稼いで


卸したんだ。


まだ育てられない

それに、

望んだ奴の子供じゃないからな。

その後からAはいじめを受けた

卸したという事実しか流れない

うわせのせいで

けど、あいつは耐えた。

辛くても、苦しくても、泣きたくても


みんなの前では涙を流さなかった。

先生が助けてくれなくても

信じてもらえなくても…

これが事実。

だろ？宮地」

宮地は

壁からしっかりとたって言った


めいり「あたしのこと目の敵にしたけりゃすればいいわ。
私には怖いものももう捨てるものもないから。
けど、
すべてを知らない奴に

グチグチ言われんのが一番嫌い。ねー、西宮くん？」


すると、


何ともいえないタイミングで…



がらがらっ！

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